行ってきましたよーラブ心
3ヶ月ぶりの都内、
本当に欲していた文化活動ですきらきら!!きらきら!!きらきら!!
恋しかったです、美術館~泣き3


コロナ禍で
これだけの来日した名画を抱えたまま
3月に開幕できず
本当ならもう閉幕している
6月18日にやっとやっと始まりました!!


東京は非常事態宣言が解除になって
県外への移動も出来るようには
なったけれど
まだコロナ感染者が
毎日報告されている現状で


本気で3ヶ月、
引きこもっていた身としては
まだまだ怖さもあるけれど


天下の国立西洋美術館が
コロナ対策を怠るはずはないと
勇気を出して出かけました。


、、、と言いながら
ワクワクは否めない(苦笑)


開幕の18日(木)~21日(日)の4日間だけ
前売り券を持っている人しか
入場できない特別会期となっていて


初日は混みそうだし 
土日も、、、
となると金曜しかない!
それに金曜は
普段17時閉館が21時までになっていて
ハードルが低そうだ、、、


というわけで
梅雨空の中行ってまいりました!!
←前置き長い苦笑汗

前日の開幕日は
13時には整理券がなくなったとか汗
そんな情報もあり、、


とりあえず、整理券!整理券!

11:30過ぎ?で狙いどおり
いい感じのお時間いただけたおっけー


ランチして
ちょっと買い物もして
頃合もよく現地に戻り
いざ、入場~らぶ1心心心

音声ガイドは
ミュージカル「モーツァルト!」や
「エリザベート」でお馴染みの
古川雄大くんです。

とにかく
じっくり観たい作品が多すぎる!


イタリア・ルネサンスは
ボッティチェリ
ティツィアーノ
ティントレット、、、


オランダ黄金期からは
大好きなレンブラント!
そしてフェルメール!!


イギリス肖像画
ヴァン・ダイク


トマス・ゲインズバラの
シドンズ夫人の肖像画の
シドンズ夫人は
マクベス夫人役で有名な女優さんで


ここの音声ガイドの古川雄大くんの
「観たかった」の声が
実感こもりまくりでw
そうだろうなーと思わず
頷いてしまったよ嬉


グランド・ツアーからは
カナレット


スペイン絵画は
もうほんと、イタリア・ルネサンスと
甲乙つけがたい大好物で
大充実のラインナップきらきら!!きらきら!!きらきら!!


バルセロナとマドリードに行った時に
プラドとピカソ美術館は
もう毎日通うイキオイでしたわ。
なつかしー、、、。


ゴヤ
エル・グレコ
ベラスケス
スルバラン
ムリーリョ


風景画は
ロイスダールにターナー
昔、トールペイントをやっている時に
ターナーの海や空が好きで
よく画集を眺めていました嬉ハート


フランス近代美術は
印象派から
セザンヌがオーラス!!
さすがだ!!
ロンドンナショナルギャラリーよきらきら!!きらきら!!きらきら!!


新古典主義のアングル
バルビゾン派のコロー
薔薇といえばラトゥール
ルノワールに
ゴーギャンに
ドガのバレエの踊り子に
モネの睡蓮の池


そしてそして
正にヘッドライナー的存在の
ゴッホのひまわり


ゴッホが描いた7枚のひまわりの中でも
ゴーギャンの寝室に飾るための
このひまわりは
間違いなくゴッホの心を
すべて込めて描いたに違いない
希望に満ちた1枚で


光る黄色のうねが美しく強く
熱を持っているかのような
圧を感じました。


このわずか数ヵ月後には
自分の耳を切り落とし
2年後には自ら命を絶ってしまった
ゴッホの一番希望に満ちていた時の
輝きの中に
一縷の狂気も感じる筆跡。


去年のゴッホ展でも
ひしひしと感じましたが
明るい色調の中に漂う負のオーラが
私の中のゴッホの魅力。
私はそう感じてしまうのよね、、、。


そしてそして
セザンヌは
やっぱり画集ではよくわからないから
絶対ホンモノを観るべき!!


入る前に
61点すべて日本初公開だから
すべて見逃せないけど
1点1分としても1時間はかかるねー苦笑
笑っていたのだけど


結局、美術館を後にして
薄暗くなってきた入口の看板を
なんとか写メった時間を
いま見たら18:22でした苦笑


それでも
もしこれが普段の展覧会なら
フェルメール1点を観るだけでも
牛歩の中、かなりな時間がかかるはず。


前にここで
フェルメールの「レースを編む女」を
観た時に
特記にあたる物凄い「密」だったことを
いまだに思い出すのだけど
(気になって調べたら2009年だった)


あんな小さな絵を
なぜ部屋のすみっこに配置したのか
あの時はさすがにあの混みようは
失敗だったと思ったから


今回のこの大量の名作!!
何度も言うけど
全61作品、すべてが日本初公開!!


ソーシャルディスタンスはどうなるのか
これだけの目玉作品ぞろいの展覧会だし
入場の人数をコントロールは
難しいだろうなーと思いつつも


なんせ、飢えてましたからね!
このドキドキわくわくに!!
それくらい時間かかっちゃうわよ、
しゃーなしですおっけー苦笑←開き直り


結局、かなりゆったり観ることができて
最高で最高でした!!


大きな絵のど真ん前に立って
その名画を独り占めで観ることも!


フェルメールもレンブラントも
独り占めしました!!


あー、贅沢な時間だったらぶ2心
本当に幸せな場所だったラブ心


この作品たちを後世に残すために
尽力してくだすった
すべての方々に心からの感謝を。


そしてこのコロナ禍でも
諦めることなく
素晴らしい展覧会を開催するまで
ご苦労なさった方々が
沢山いらっしゃるはずで


ここまで入場制限をしてくれたおかげで
とてもとても充実な美術鑑賞が出来て
私は幸せでしたが
興行的にはどうなのか、、、。


矛盾するようだけど
少し心配にもなりました。


新しい生活スタイルに
文化事業はどのように対応して
変化していくのか、、
当面は見守りつつ
どうかその機会が減っていかないよう
祈っています。


ロンドンナショナルギャラリー展は
10月18日までです。