
「事故が起きてしまってから
ちょうど一週間が経ちました。
僕たちにとっても
激動の一週間でした。」
26日夜公演の最後に
座長はいつものように
飾らない言葉で話してくれました。
やっぱり痩せて
ますます小さくなってしまった顔を見ると
その壮絶な一週間を思わずには
いられなかったけれど
それを越えて舞台の中のコウイチは
ボロボロになって
その分だけ輝いていました。
何が正しいか私には解らない。
でもその輝きには
試練を乗り越え
なお誰よりも頑張って
舞台人として正しくあろうとする人の
厳しさ、強さ、美しさがありました。
これだけ今までSHOCKを観てきていて
舞台のストーリーと
実際起きたことがリンクするのは
充分解っていたものの
これほどまでに
その一言一言が刺さってくるとは、、、
自分の中のSHOCK像は
まるで水のように輪郭がない
その時の器のよって
形を変えるものだったのが
堂本光一という人の
逃げも隠れもしない
はっきりとした、どこまでも大きく
どこまでも濁りのない信念の中で
躍動していました。
「これがEndless SHOCKです!」と
カンパニー全員が訴えていました。
以前、4ヶ月公演をもこなした
カンパニーだから
実際どんなに過酷でも
体力面の心配はしていなかった。
でも精神的重圧は誰もが認める事態で
全員が張りつめる緊張の中で
幕を開けているとしても
きっとあの座長は
夢の世界に誘うことだけに
気持ちをもっていくに違いなく
その決意が胸に迫るから
沸き上がる感動とあふれてしまう涙を
止めるとこが出来ず
情けないほど無防備に
泣くしかありませんでした。
スタートは声も出づらく
コウイチもヤラも重そうな感じ。
それがどこのタイミングだったか
ヤラが突然ギアを上げて
声もいつも以上に張りだすと
それにつられるように
コウイチもどんどん上げていくのが
見えました。
アドリブはいつもより多目に
楽しませて和ませてくれる気持ちを感じて
客席もいつも以上に遠慮なく
笑い声で暖かく応えたよ。
今年の部分での感想は
新曲のBroadwayは
いままでAmericaの衣装の下に
Gungleの衣装を着ていて
モコモコしていたのが
シンプルなカマーベルトの
細いウエストが
スッキリとしたタキシードが素敵!
公演が進むにつれ
タキシードのキラキラ装飾が
増えていったのは
やっぱりブロードウェイの
主役の衣装だからもう少し派手に、、、と
思ったのかな?

ダンスはフォーメーション中心の
最小限で
朗々と歌い上げる光一くんが
歌が上手くなったなぁ
声も出るようになったなぁ
ミュージカルスターになったなぁと
実感するワクワクするシーンに
なっていました。
それに続くGungleも
その世界観が一層厚みを増して
ステージセンターぎりぎりのところで
繰り広げられる3人の艶っぽいダンスが
とってもとってもいい!
個人的には
フライングから戻ってきた後の振りが
すっごく好きだから
そこがなくならなくて良かった

生着替えがなくなったのは
ちょっぴり残念だけどね

楽屋で言い争う二人が
セリフを歌にして
ミュージカル仕立てにしたパート
MY初日には
ミュージカルのその部分は
苦手意識を持ちがちな日本人には
なかなか難しいと思った。
私自身、
なんでそれ、歌にした?って思った、、、
でも2回目に見たときには
違和感は全くなくなって
不思議なほどだった。
光一くんの歌唱力が
勝ったのだなとしみじみ思った。
台詞をメロディーにするのには
絶対的歌唱力が必要で
ましてやあのシリアスシーンに
調子外れでは白けるばかり。
「何もかも明日の舞台のために。」と
歌い上げる光一くんが
涙でぼやけた。
「追憶の雨」は
去年のオーナー、モリクミさんの声が
かぶさってくるところは
正直、ここはコウイチとヤラの
二人だけで聞きたいなぁと思っていた。
モリクミさんがSHOCKにもたらした
音楽的要素の向上は
最後の5重奏でも明らかだし
モリクミさんが加入した去年の進歩は
今年にも生きていると思う。
でもやっぱり美波里オーナーが
今年、この舞台にいてくれて
本当に良かったと思う。
「追憶の雨」の時に
コウイチの歌にかぶせても
コウイチの声を邪魔せず
違和感がまったくなかった。
コウイチの声とヤラの声に
合っているなと思った。
もちろんモリクミさんのお歌に関して
文句があるわけもなく
ただ単に声の相性が
美波里オーナーがいい!って思ったの。
それにこんな時に
舞台経験の豊富な
年長者の美波里さんがいてくれて
心強かったに違いないなと。
「あなたにはまだ仲間がいる。
そのことは忘れないで。」と
優しく語りかける美波里オーナーの
セリフに
コウイチではなく
堂本光一自身はどれだけ
支えられていることだろう。
最初から最後まで
涙に抗えない再会でした。
明日は千秋楽。
たくさんの人たちの気持ちを乗せて
無事に幕が上がりますように、、、
ゴールは目の前!
全員で走りきって!!!
きっときっと、その先に
またみんなの夢が見えてくるよね!!
