隊長、
アナタはワタシにとって、唯一の男友達だった。
「お前はキレイだから、同姓に嫌われてるぞ」
キレイじゃないし、好かれなてないのは判ってるよ(怒)
「取り巻きの奴等から、評判悪いぞ」
ワタシ取り巻きじゃないのに、なんで文句言われないといけないの??
「黙ってれば、男が寄ってくるのにもったいないな」
ん?黙ってたって寄ってこられた覚えがないけど......
「いい加減カレシ作って早く紹介しろよ」
いたらとっくに紹介してるし。でも作り方忘れたかも(笑)
「頑張りすぎんな」
だけど、、。 はい。
「50まで独りもんだったら、俺がもらってやる(笑)」
んじゃヨロシク。でもゴメンね、それまでにはお嫁さんになってるから大丈夫☆
「お前って、性格悪いけどいいヤツなんだよな」
褒めてんの?ケンカ売ってんの? 、、ありがと。
「お前は見た目が女だけど女じゃない、キレイなオッサンだ」
うん、中身は男だな。キレイは余計だけど。。
「一晩隣で寝てても何にもしない自信がある」
うん、それでヨシ。この関係性を崩したくないの。
「フラレちゃった、けっこう参ってるから慰めの言葉をくれ」
言葉が必要なら幾らでもあげる。でもまずハグしてあげる。
「お前には幸せになって欲しい、それを見届けないとあの世にも行けない」
って言ったのに......まだ見届けてないじゃん。
星になったなんて信じられない。
信じたくない。
隊長には何でも話した。
気にしいで人見知り、安心できる人にしか懐けないワタシが、隊長にはなんでも話せた。
歯に衣着せないタイプだから、誤解を受けやすい人でもあった。だけど、その分嘘がなく涙もろくて気持ちのあったかい人だった。ワタシのことを本気でキレイだと言う、希少な人。実はワタシよりも気にしいで傷つきやすい人だった。隊長は年上でワタシの翌日が誕生日ってこともあり、知り合ってから毎年ワタシの誕生日には忘れずに必ずお祝いの連絡をいれてくれた。ワタシがずっと想いを寄せていたミュージシャンと付き合っていた時には、その関係が例え世間で認められないものだったとしても見守ってていてくれたんだ。それが終わった時も同じく見守っていてくれたね。話がヒートアップして、口喧嘩。離婚後も進学する子供のために、必死に働いてお金作って自分の好きなことは最小限にしてやりくりしてた。昨年辺りからはもっと忙しくしてて、なかなか会えなくなっていた。
少しでも後悔がないように生きたいと思っていた。
だけど、後悔してる。
どうしてもっと頻繁に連絡とって会わなかったんだろ。
ワタシは隊長に、何ひとつお返しができていないの。
突然の訃報
こう書いてる今も、実は真っ赤な嘘なんじゃないかと思い込みたい。
隊長、星になってもアナタはワタシの唯一の男友達にはかわりない。