大腸の長さは、身長の高さと同程度といわれていますが、個人差があります。
その内面は粘膜で覆われており、粘膜の外側は平滑筋という筋で包まれています。また大腸は
消化管特有の神経や自立神経の支配を受け、収縮運動をおこなっています。さらに緩やかでありますが
強力な、大腸全体にいきわたる総?動が1日3~4回おこります。これは食事中あるいは食後に食物が胃を満たすこ
とを引きがねにおこるのです。この総?動が排便につながる運動なのです。
消化管全体の役割を見てみますと、1分泌、2消化、3吸収、4運動、5免疫に大別されます。
消化管の内部は外部環境の延長であるため、いつも外来異物(消化できないもの、毒、細菌など)の進入の危険に
さらされていることとなります。それなので消化管粘膜は、消化・吸収の機能をもつと同時に、粘膜免疫防御機能をあ
わせもたなければならないのです。これは主に、小腸の働きです。