【1回目の離婚 〜私の人生ストーリー第25話】
おはようございます、美穂です
「私の人生ストーリー」シリーズ、前回の記事のつづきです^ ^
→ 【仕事できる私と夢を失った夫 〜私の人生ストーリー第24話】
※「人生ストーリー」のまとめ記事はこちら
前回は、
私が仕事に、遊びに夢中になっていくのに対し、
彼は仕事もプライベートもいまいちパッとせず、
「自分の理想はこれ!」と思ったらそれしか見えない考えの持ち主で、
お互いの価値観、関係が徐々にずれていっていたこと
について書きました。
今回は、そのつづきです。
彼が
「夢見る夢男くん」
なことは前回書きましたが、
それは本当にそうで、急に、「歌手になる!」と言い出しては、歌の練習を始めたり、
「北海道へ行って牧場をしたい!だから美穂も付いて来てくれ。」
と言い始めたり、それはそれは
いつも夢を見ている人
でした。
そんな、いつも夢を夢見る彼とは反対に、私の結婚生活に対する現実的な一つの夢に、
「子どもがほしい」
というのがありました。
私のまわりがそうだったのもありますが、20歳前後で結婚して、子どもがいる友達が何人かいたんですね。
それもあって
「若いお母さんになりたい」
という夢をいつも持っていました。
ここで少し話は飛びますが、、
実は、私が劇団を辞めた時、体が続かず辞めたという話をしましたが、
→【復帰パーティーと劇団さようなら 〜私の人生ストーリー第13話】
劇団を辞めたもう一つの理由に、
「早くに結婚して、子どもが欲しかった」
ということもあったんですね。
というのも、劇団にいたベテランの女性方は、みな40代くらいまで結婚せず独身で、
40を過ぎてから「結婚もいいかなぁ」と考える人が多かったからです。
もちろん、公演ツアーに出れば1ヶ月帰ってこないようなこともある働き方だったので、
結婚と劇団の両立は難しいと思ったでしょうし、
それは劇団で働く以上、致し方ないことかもと思いましたが、
私は、劇団を辞めるかどうかを考えていた20歳の時、
このまま独身でも劇団にいるか、
結婚して子どもが欲しいか
を天秤にかけた時に、
やっぱり子どもが欲しい、子どもを産んでみたい!
と思ったのも、辞める一つの理由になっていました。
そういう経緯もあったくらい、私は結婚したら子どもが欲しかったのですが、
結婚して3,4年経っても彼の間に子どもができる気配もなく、
彼にそういう意思も見られず、夢みたいなことばかり言うので、
ある時、単刀直入に聞いてみました。
私「私は、本当に子どもがほしいんだけど、あなたは子どもについてはどう思ってるん?」
彼「俺がしっかりするまで、子どものことは考えられない。」
私「じゃあ、いつになったら、しっかりするん?」
彼「・・・わからん。」
という返事が返ってきて、その時に私は、
「子どもができないなら、もうこの人といる意味がない」
と思って、別れる気持ちがはっきりしました。
この時、結婚4年目、私は24歳。
私の1回目の結婚は4年で幕を閉じました。
しかし、離婚とはなりましたが、仕事に、恋に、自由の身となったので、
仕事も相変わらず頑張ってましたし、
お客さんと出会うためのコンパや、お見合いパーティにサクラとして参加したり、クラブへ行ったり、毎日を精一杯楽しんでいました。
そして、やっぱりステキな新しい出会いがほしかったし、
コンパもよくしていました。
この頃はダイエットも一時的に成功したりして、よくモテた時期もあって、
コンパで出会った男性からの食事の誘いも多く、1週間、毎日違う男性とご飯していた時もありました。
(もちろんご飯以上の関係は一度もありませんでした、笑)
離婚して、ちょっとモテ期な時間を過ごしていましたが、、、
でも心はいつもどこかで虚しいままでした。
あんなに
「新しい出会いがほしい!」
と思っていたのに、、出会うどんな男性にもピンと来ず、、、
そして、思い出すのは、悲しいかな、、優しかった、離婚した彼のことばかり。。。
「本当にあんなに優しい人はいなかった。。」
と、ずっと後悔を引きずりました。
・・次回に続きます。
次回は、
について書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
美穂
写真はクラブのハロウィンイベントでチャイナドレスを着た時のものです❣️