先日1年生の読み聞かせで読んだ本はこちら
『しまふくろうとふゆのつき』
手島圭三郎 作
絵本塾出版
北海道で暮らす手島圭三郎さんの作品はどれも力強い。
『ひぐまのあき』を読んでもらった時に
手島さんの迫力ある版画絵本に魅了された。
数年前の冬、北海道に行った時、見た景色、空気が
手島さんの作品に繋がった感覚があったっけ。
先日、1年生の読み聞かせに
急遽『しまふくろうとふゆのつき』を読むことにして、
急だったので
1回練習して(子供に届ける時、本来は何度か練習しなきゃいけない)読んだのですが、
子どもたちに
読み聞かせをしていく中、
ページをめくって読み進めていく中で
私自身が
どんどんしまふくろうの世界に引き込まれていく感覚、
夜のしんとした空気を感じる感覚、
北海道の自然を感じる、思い出す感覚があって、
あらためて
手島圭三郎さんの作品の凄さを
すごくすごく感じたのでした!!
北海道在住の手島圭三郎さんは、
ご自身の40作目にあたる
『きたきつねとはるのいのち』を2021年に刊行し、
この作品をもって引退なさいました。
「手島圭三郎全仕事」という本があるようです。
今度チェックしてみよう。