一気に10月は秋。

まだ半袖で過ごしたい私がいます☺️

 

 

 

9月の読書会の本は

きょうだいの真ん中さんの

人が

この本を読んでみたいと

提案してくれて、決まりました。

 

 

 

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「ジェーンはまんなかさん」

エレナー・エスティス 作

渡辺茂男  訳

岩波少年文庫

 

 

姉と兄と弟にはさまれた“まんなか”のジェーンは、

みんなをあっと言わせるような目立つことをしたくてたまりません…。

好奇心いっぱいの元気な女の子が

ひきおこす楽しいエピソードの数々をユーモラスに描きます。

 

 

「元気なモファットきょうだい」シリーズの

一冊。

 

モファットきょうだいシリーズは

 

「元気なモファットきょうだい」

「ジェーンはまんなかさん」

「すえっ子のルーファス」

「モファット博物館」

とあり、

 

「モファット博物館」以外は

日本で出版されたのは1980年代ですが、

アメリカでは1940年代が初版。

 

 

もちろん、

今の時代とは違うところも

ありますが、

子どもの心の動き、

行動は

今もなんら変わらない

普遍的なところが

よく描かれていて、

ストーリーに

古臭さは感じられません。

 

 

 

 

モファットきょうだいは、

 

16歳の長女シルビー、
13歳ジョーイ、10歳ジェーン、6歳ルーファス、と4人兄弟です。
父親を亡くした、ちょっと貧しい母子家庭です。

 

 

 

 

 

「ジェーンはまんなかさん」は

タイトル通り、

次女のジェーンの

お話が詰まっていますが、

 

 

ジェーンのやることだったり妄想が面白く、

また、ジェーンの心の動きが

事細かに描かれていて、

 

子どもの頃、こんなこと考えていたよね。

なんて、読書会で話しました。

 

 

 

文中、

ジェーンが

子どもながらに気を遣っている様子が

見受けられたのですが、

 

 

 

大人が思う以上に子どもは

子どもなりに気を遣っているのかも

しれません。

 

 

 

お母さんはこうすると

こう言うと

喜んでくれる

 

とかね。

 

 

それも、

子供にとっては

大人の階段なのかもしれませんし、

大人になった時、対応力として

役に立っているかもしれません。

 

 

 

でも、子どもは気兼ねなく

過ごしてほしいな

なんて

 

 

我が子のことを

振り返りつつ

書いていますが、

 

 

それも

親の傲慢なのかも

しれないですね笑

 

 

 

 

とにかく

子どもあるある

結構描かれているので面白い!!

 

そして、

大人も子ども時代の頃の自分に

スッと戻って

楽しめる本なので

 

 

大人にも子どもにも

読んでもらいたい本です。

 

 

 

学校図書室に

置いてほしいなと

思ったら

 

残念ながら

ただ今

絶版中えーん

 

いい本も

売れないと

絶版になってしまうえーん

 

 

復刊されることを

願います。