先週末は
育児サークルでの読み聞かせが
ありました。
センターの敷地に
ネジバナがあるのです。
あるかな?
と思ったら
この子だけいました。
草刈りがされた後のようだったけれど
今年も見ることができて嬉しかったです。
この不思議な
自然にねじられている花が
可憐で好きです
さて、育児サークルは
今年度3歳になる子たちが集まっています。
この時期は
聞ける子聞けない子さまざまです。
成長の度合いが同い年でも
4月生まれの子と早生まれの子では
全然違いますから
この日は
絵本好きの男の子がいて
みんなに読んだ本とは別に
「これ読んで」って
リクエストされた本を読みました。
それが
これ!
「100まんびきのねこ」
ワンダ・ガアグ ぶん・え
いしいももこ やく
福音館書店
年をとったおじいさんとおばあさんは、寂しいのでねこを飼うことに決めました。ねこを探しに出かけたおじいさんは、たくさんのねこであふれた丘にたどりつきます。しろいねこ、しろくろのねこ、はいいろのねこ、どのねこもかわいく見え、おじいさんはみんなを連れてうちに帰ってきます。でも、そんなにたくさんのねこは飼えません。そこで、おじいさんとおばあさんは、どのねこを家に置くかをねこたちに決めさせようとしますが……。
(福音館書店ホームページより)
1928年の作品
日本での初版は1961年です。
古典中の古典です。
白黒の絵です。
猫の行列の絵は圧巻です。
そして言葉の繰り返しが心地よい
いい本なのです。
昔話のようにさらっと
人としての生き方も
描かれていたりして
(これは大人が感じる感想ですが)
だけれども
地味な本だから
手に取られにくい昨今
それをね、
「読んで」と持ってきてくれて
読んでいる間も
じ〜っと絵を見ている様子が
とても嬉しくて
その隣で
その子のお母さんと
その子の兄弟も
一緒に聞いてくれていて
なんともいい時間を過ごさせて
もらいました。