12月の小学校での
読み聞かせ
1年生のクラスでは
「くまのコールテンくん」を
読みました
「くまのコールテンくん」
ドン・フリーマン さく
まつおかきょうこ やく
偕成社
くまのコールテンくんはデパート売り場にいる
ぬいぐるみのくま。
ある日、女の子がやってきて
お母さんにコールテンくんが欲しいと言うと
お母さんは
「このくま、ボタンがとれてるわ」と言います。
ボタンが取れていることを知った
コールテンくんは
その晩、
ボタンを探しに出かけます…
クリスマスのお話では
ないけれど
この本の心温まる感じが
クリスマスのイメージに
繋がります。
以前にも書きましたが
ドン・フリーマンの作品は
全て
ハッピーエンドで終わります。
10歳ごろまでは
ハッピーエンドの届けてください、
と
児童文学の世界では言われています。
さて、くまのコールテンくんは
読んでいる私が
心あったかくなります
コールテンくんが
本当に純粋で
可愛らしい
あと
女の子…リサっていう名前の女の子…が
コールテンくんの
服のボタンが取れているのを
つけながら言う言葉に
「あたし、あなたのこと、このままでも、すきだけど、
でも、ひもが ずりおちてくるのは、きもちわるいでしょ。」
って言葉があるのだけれど
「このままで好き」
って
受け入れられる
愛があることを
サラッと描いている
ドン・フリーマン、
最高だな〜と思うのです。
でもね
自分にも
他人にも
たくさん
求めて
要求するのは
というより
求めたり
要求したり
できるのは
今がすでに幸せである
証でも
あると思うのです。
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