今日予報通り梅雨入りした

関西です。

 

 

1日中雨。

昨日植えたきゅうりは

喜んでいるでしょう。

 

 

週末、夢のような時間を

過ごしてきました。

 

 

娘が宝塚宙組の

東京公演に

行くのに便乗して

週末上京しました。

 

 

彼女の方が

夢の時間を過ごしたと思う。

 

 

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偉そうな意見ですが

宙組は熟してきたなぁと感じながら

娘と共に沼だね(笑)

と言いながら

話しが弾みます。

 

 

 

元々は

義母がそして

さかのぼれば義祖母も宝塚ファンだったそうで

 

私と娘は時々義母と一緒に観劇していました。

 

 

義母が亡くなるまで

会うと宝塚の話題になっていました

(私が一番詳しくないので「ふんふん」と聞いていました)

 

 

宝塚の観劇に行くたびに

義母が繋いでくれた

楽しみだなと感じます。

 

 

 

 

 

さて、

私は

宙組のショーを観に行ったわけではなく

 

 

悩みに悩んで

でも行きたかったから

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北斎展に行きました。

 

 

以前、友人が

「(作品が)遠いところから日本に来てくれるのだもの。

ありがたいよね〜。だから会いに行く」

 

 

って言ったのを聞いて

 

 

本当にそうだわ〜!!

と思いました。

 

 

 

 

 

コロナ禍となり

 

 

当たり前に来ていたものが

(それは展覧会の作品たちも然りで)

来られなくなって、

 

 

そして

それらは

「またいつか」

観られるものでは

ないかもしれなくいとも

最近の情勢で余計に感じるようになり、

 

 

「会いに行きたい」

って思ったから

行きました。

 

 

 

来てくれることのありがたさや

それらが来られるための道しるべを

してくれた誰かがいること

もしかしたら戦禍から

作品を守ってくれた人がいて

 

さらに遡れば

この作品を後世に残そうと

奔走してくれた人たちがいる。

 

 

その恩恵があって

 

 

今回、

私が北斎に会うことができる。

 

 

本当に奇跡で

本当に豊かで

 

 

ありがたい。

 

 

 

最終日の前日に行ったので

少し待ち時間がありましたが

 

ゆったり観ることができました。

 

 

 

 

 

 

こんなにたくさんの

北斎の作品に

そして

代表作に会うのは初めて。

 

 

最初の作品から

背中がゾクゾクしてしまった。

 

 

 

そして

江戸時代に

こんなに美しい色を

出すことができたとは…。

 

 

 

 

ちょっとすごいわ。

(ごめんなさい、陳腐な表現で)

 

 

 

富嶽三十六景は

力強くて

動いているのが見える絵もあったり

 

 

錦絵って多色刷りの木版画なのに

つまり印刷したものなのに

それでも

彫った作家の力を感じることができる

 

のがとにかくすごくて。

 

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写真撮影OKでした♪

 

 

全ての作品にその力を感じるわけではないけれど。

 

 

 

 

 

百人一首姥かゑとき 

(ひゃくにんいっしゅうばがえとき)という

「百人一首の和歌の内容を乳母(うば)が子供に絵で説明する」

という設定の作品も好きだったな。

 

 

和歌に詠まれた情景が、あるときは歌人たちと同時代の風俗として描かれ、またあるときは江戸時代の風俗に見立てられています。

(町田市立国際版画美術館HPより引用)

 

 

 

 

図録欲しかったけれど

売り切れで

 

ポストカードも欲しいのが

もうなかったから何も購入せずでした。

 

 

 

 

 

 

 

ホテルに戻ってから

イギリスに行ったことのある娘に

「大英博物館で北斎みた?」

って聞くと

 

 

広いから

全ては観られなかったから観てないって。

 

 

 

 

 

来てくれるって本当にありがたい。

 

 

 

そして

行って良かったと

心から思える展覧会でした。