こんにちは
子どもって
今を生きているから
そんなに昔のこと思い出したりしないけど
歳を重ねると
「昔こうだったよな」とか
思い出したりするのでしょうか
数年前から
私の最初の図書館のことを思い出します
でもこれを思い出すことは
私にとって
本の原点や
母の愛を思い出すことに
なったので
今が思い出すタイミングなのでは?
と
感じています。
私の最初の図書館は
ガラス張りの図書館でした。
陽の光が差し込む
その図書館で
「だるまちゃんとてんぐちゃん」を
広げて読んでいた記憶があります。
3年ほど前
広島に行った時に
その建物が掲載されている本と
偶然出会いました。
この本の中で
昔通っていた図書館の写真を見て
多くのことを思い出しました。
母と妹と木々の多い
林のような公園の中を歩いて
その図書館へ行っていたこと。
秋に母がその公園で
銀杏をとっていて
くさかったこと。
その図書館が
美しく好きだったこと。
幼稚園か小学校低学年だった私は
子供ながらに
おしゃれで素敵な建物だと
感じていたのです。
(広報誌ひろしま市民と市政より画像お借りしています)
(これは余談ですが
広島のアンデルセンも
素敵な建物だと思っていました)
そして、ここに連れて行ってくれていた
母のおかげで
私は今本とつながっている。
この図書館は私が小学校3年生か4年生の時に
閉館し、
新しい図書館が建てられました。
4年生の時
私は広島から三原に引っ越したので
新しい図書館は私の図書館には
なりませんでした。
絵本は子どもがはじめて出会う本です。
そして、
公共図書館は
お金のあるなしに関わらず
すべての人に与えられる
素晴らしいサービスです。
たとえ本が買えなくても
たとえ家に本が置けなくても
ここで
本と出会い
心を育むことは
すべての人に与えられる特権なのです。
公共サービスは素晴らしいけれど
本を愛する私としては
図書館は
本当に素晴らしいサービスだと感じます。
あなたの愛する図書館はどこですか?