こんにちは

コロナとの付き合いが
始まって3回目の春。

昨年末に
会いたい人に会いに行こう 
と思って

大阪ywca専門学校の
子どもと子どもの本の講座に
申し込みました。


単発講座なので
申し込みやすいです。




先日は
マーシャ・ブラウン『絵本を語る』を読む

について

マーシャ・ブラウンは
ニューヨーク公共図書館の図書館員をしながら
絵本作家を目指した方

『三びきのやぎのがらがらどん』
『せかいいちおいしいスープ : あるむかしばなし』
『ちいさなヒッポ』
などの作品がありますが、

マーシャの絵本についての講演録を
まとめた『絵本を語る』を
紐解いていく講座でした。


講師の先生は
わたしが会いに
行こうと思った先生


大阪YWCA千里子ども図書室代表
児童文学翻訳家の 

上田由美子先生
(翻訳者名は上條由美子先生)


相生市の図書館主催の
絵本やストーリテリングの
講座で何度もお世話になった先生

先生の講座を受けたくなったのです。



ただスキルを
教えて下さるのではなく

その物語や
その本に書いてあることについて


「私はこう思うのですが、
みなさんはどう思われますか?」
と考える機会を
与えて下さる

その語り口調が心地よいのが
またとても好きなのです。




昨日は『絵本を語る』の中に
出てくるけれど
日本では出版されてない本や


同じ話でも
何人かの画家によって
描かれた本を
見せてくださったり

自分では出会わない
貴重な資料と
出会う機会を下さることは
とてもありがたいです



最近
私も感じているのだけれど

本が
届きにくいことに対して
先生の考えを聞かせて
下さいました。

先生は

『本の持つ力を信じ

力を持つ本と出会ったとき
子どもたちは
対応するものだということを信じ

力のある本を選んで

子どもと本の
出会いの場を持つことが大事』
 
と。



そして


『日々変わるかもしれないけれど
自分の大事なことは
大事として生きていく』



ともおっしゃっいました。



自分の人生を
見つめることにも
繋がる言葉


自分の大事なことを
大切にする想い

誰かの言葉や行動に
翻弄されなくて

自分の大事なことを
大切にしたいと

最近の私は特に思っています。

そう思っているから
そのような言葉が
私の中に
入ってきやすいのでしょうね。



さて、
いつまでも
子どもたちに本を届ける
姿勢を見せてくださる

そして生き方を見せてくださる

上田先生だけでなく
そんな先輩方が多い。


素敵な背中を
見せて頂いています