こんにちは
昨日は月一で開催している読書会の日でした。
今日の本は
『小さい牛追い』
(読めたら)『牛追いの冬』
マリー・ハムズン 作
石井桃子 訳
岩波書店
ノルウェーの農場に住む4人兄弟は、両親と一緒に村中の牛をあずかり、山の牧場で夏を過ごします。豊かな自然の中で学び、働き、のびのびと生きる子どもたちの素朴な日常を温かく描く。【本紹介より】
毎回読書会のメンバーと
意見を交わすのが
とても楽しい。
自分と違う捉え方や
心に残る箇所など
1人で読むよりより
作品が
深いものとなっていく💕
『小さい牛追い』を
以前読んだ時は
そんなに面白いと思えず、
ただ牛追いの日常や
本に出てくる
兄弟の
長男と次男(下にあと妹が2人いますが)
の違いやらは
あるあるかな
なんて思って読んだけれど、
今回は
兄弟あるあるだなと感じつつ
面白く読めたのは
以前は
長男はこうだよね、
次男はこうだよね、
って想いが
私の中で強かったような気がする。
私は長女なので
長男の気持ちが
よくわかるし
子どもの頃に
似たような感情を
抱いたこともある
だから
どちらかというと
長男に肩入れして
読んでしまうのだけれど
今回は
そんなに
肩入れせず
読めたのは
長女だからという呪いの鎖は
自分で作った幻だったと
気づいたから。かな。
私の中には
長男も
次男も
下2人の妹も
子どもの時にいたな〜と思って読めた。
そして
子どもだけでなく
登場する大人たち…いい大人しか出てこないけれど…
大人たちの気持ちも私の心に沿う。
子どもたちの姿が
生き生きと描かれていて、
こんなことあるある!と
思いながら、
そして何度と
笑いながら読みました。
特に『牛追いの冬』は
クリスマスの前の章から
ずっと笑って
読んでいたような😊
美しい情景描写や
ゆったりと
流れる空気を
感じられて
行ったこともない
ノルウェーだけれど
なんか感じることができる。
児童書とあなどるなかれ‼️
今日も読んだ本が
私の血となり肉となる‼️
この時間の豊かなことよ!
今日もありがとう💕