こんにちは。
今日は節分。
明日は立春。
暦の上では春ですね。
寒い時期には
やっぱり
雪の本は届けたくなります。
数年前、
姫路おはなしの会の中尾先生が
講座で紹介してくださって、出会った本
『おかしなゆき ふしぎなこおり』
写真・文 片平孝
ポプラ社
今年度も小学校で読もうかなと
思っていたけれど
1月途中から読み聞かせは中止となってしまった。
1月半ばの読み聞かせの後
図書室で本を見ている2年生の男の子と
この本を一緒に見た。
ページをめくるたびに
雪や氷の姿を見て
その子が
驚いたり
そのページから
想像したことを話してくれたり。
一番印象的だったのは
そして池か川に
凍ってできた文様を見て
「きれい♪」と言ってた様子。
さらっと出たその一言は
シンプルだけれど
その子の心の動きを見せてくれた気がした。
子どもたちが
こんな瞬間を見せてくれた時
子どもの本に携わってきてよかった♪と思うのです。
子どもたちの心は
様々なことを感じ取っている
子どもたちの受け取り力を感じるからこそ
大人が子どもたちに届けるものは
子供騙しであってはいけない
そう、
私は子どもたちに
真摯に向き合い、
本物(の定義って難しいけれど)を届けたいのだ。