こんにちは。

 

 

現実を過ごしてきたら

ほわーんとしたつかみどころのない

時間とか夢とか

なんか忘れているような気がします。

 

 

なんか子どもの頃には感じていたような何か

 

それを時に児童書は思い出させてくれます。

 

 

昨日は友人との

児童書の読書会でした。

 

 

課題本は

フィリッパ・ピアスの

『まぼろしの小さい犬』

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下の2冊はリンドグレーンの作品

 

 

誕生日プレゼントに犬がもらえると

思っていたのに

もらえかった主人公のベン

彼が手に入れた犬は刺繍の犬だったけれど…

 

 

 

家庭の事情などで

動物を飼うことができなかった経験のある子には

ベンの気持ちは通じるところが

あると思う。

 

 

ピアスの作品の

代表作とも言える

『トムは真夜中の庭で』は

ラストのシーンが

なんとも時間を超えた美しさがある。

ロマンティックで好き。

 

 

 

ピアスの作品を

私はまだ2冊しか読んでないけれど

不思議な時間や夢が広がる世界に

連れていってくれるイメージ。

 

 

ピンクの芍薬のような柔らかな

感じ

 

 

ピアスは女性ですが

彼女の柔らかさが作品に反映しているのかな。

 

 

 

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今年はピアス生誕100周年らしい

隣町の図書館にはピアスのコーナーがあったそう

 

 

来月は『ハヤ号セイ川をいく』が課題本

 

 

 

表紙とタイトルから

芍薬なイメージはないけど…

 

 

それはそれで楽しみ

 

 

 

 

現実逃避しているわけではないけれど

柔らかな時間があるのが

楽しい。

 

 

作品と自分を

重ねて

感じる想いや気持ち

 

 

時に全く重ならなくても

それは本の世界で体験ができ

 

 

読むことで

様々な感情が芽生えていく

 

 

心が動くような

作品と出会えることが

楽しい

 

 

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岩波少年文庫の背表紙には

その作品のキャラクターなどが

小さく描かれていて

それも可愛らしくて好き。

 

 

ちょっとした小さな小ワザも

大人は気がつかなかったりするけれど

 

 

気がついて

なんか嬉しくなると

子どものような気づきが今日はできたな

なんて思ったりする。