昨日は読み聞かせグループのイベントでした。

 

 

 

こんにちは。

日々の暮らしを楽しみませんか?

兵庫県相生市のライフオーガナイザー大西典子です。

 

 

 

 

毎年おはなしに出てくる食べ物を作ろう、という料理イベントを

読み聞かせグループで開催しています。

 

 

子どもたちには

「スープを作ります」とは伝えますが、

どんな本がもとになってスープを作るのかは伝えていません。

 

 

 

今年の料理のもとになったおはなしは、

 

 

「せかいいちおいしいスープ」

 

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はらぺこの三人の兵隊が、ある村で食べものをわけてほしいとたのみました。

けれども、村人たちは首を横にふるばかり。

兵隊たちは、しかたがないので、石のスープをつくるといい出しました。

えっ、石からスープをつくるだって?!

 いったい、どんな味がするのでしょう?

 民話をもとにしたマーシャ・ブラウンの楽しい絵本。

(本の紹介より)

 

 

 

 

参加してくれる子どもたちにはスープに入れる具材を2種類持ってきてください、とお願いしました。

誰が何を持ってくるか打ち合わせはしないで、

当日集まった食材で班ごとにスープを作ります。

 

 

1グループ5人ほどなのでどのグループも野菜がバランスよく集まっていて…

もちろん同じ野菜を持ってきている子たちもいますけど、

うまくいい感じになります。

 

 

家では料理を全くしたことのない子も参加してくれてたけれど、

読み聞かせのおばちゃんの介添えのもと野菜を切ったりしてました。

 

 

 

出来上がったスープを一口ずついただいたのですが、

同じ味のスープはなく、

それぞれのグループの個性が出ているスープ。

 

 

 

男の子のグループは女の子のグループに比べてキリッとした味のスープでしたし、

 

優しい味のスープ、

 

ちょっとキャピッとした味のスープ、

 

冬の野菜の力を感じるスープ、

 

 

とそれぞれグループで味が違った。

 

 

 

「どのスープが一番?」って1人の男の子に聞かれたけど、

そんなのどれが良いとか一番とかない。

 

 

どれも素晴らしい味。

 

 

比べることなんか必要ない、どれも素晴らしい。

 

 

子どもたちが作ったスープは「せかいいちおいしいスープ」でした。

 

 

 


 

 

 

最後は今日のスープのもとになった本の

読み聞かせで締めくくり。

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自分たちの作ったスープと重なった?かな?

……石は入ってないけどね。

 

 

今年も素敵な時間を過ごすことができました。