こんにちは。
日々の暮らしを楽しみませんか?
兵庫県相生市のライフオーガナイザー大西典子です。
先月のブログのタイトルで1週間に3回も
「美しい」という言葉を使っていました。
11/24 美しいものをみた
11/22 和菓子のほん 美しいもの
11/17 さりげなく、でも美しく
こんなに美しいという言葉を使うのだろうと思いながら、
自分は美しいものが好きだと確信していった。
多分、周りにあるものすべて美しいけれどその中で私の好みなものを選んでいくのだろうけれど。
そのきっかけの一つが
9月。
その週は、美術館が私に寄ってきた週でもあった。
とある9月の火曜日、
母と妹と広島旅行。
妹は仕事だったので、母と2人でひろしま美術館へ
モネ セーヌ河の影(写真撮影OKの作品があった)
建物も美しい。
水曜日
合流した妹が美術館に行きたいと言い、
広島県立美術館で開催の 広島浅野家の至宝展へ。
年表を見て赤穂の浅野家と繋がりがあると知るとなんか親近感。
そして、この浅野家が
広島の縮景園を作ったり、
広島の図書館の前身である図書館を作ったのだと知ると
広島浅野家と私も繋がりがあったのだと感じる。
幼少時、広島に住んでた私の最寄りの図書館は
ガラス張りで大好きな空間だったけれど、それにもつながっているのだ。
ひろしま美術館で見つけた本に
私の好きだった図書館(当時広島市児童図書館という名前だったそう)についての記事、
そして、写真があった!!
そう私の絵本のルーツはこの図書館だったのだ!
木曜日に悩んだ挙句、
金曜日
松方コレクションを観に東京へ。
「睡蓮」は以前も他の美術館で見たことがあるけれど、
国立西洋美術館にある「睡蓮」が大好きになりました。
フランダースの犬のネロがルーベンスの絵に心惹かれたのに似ています(?)
原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」も読んだ。
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ジヴェルニーの庭に行ってみたい…。
その日、仕事の都合で会えなくなった東京の友達に、
「松方コレクション見終わった。他にオススメの場所ある?」
と問い合わせて勧められたのが、
金曜日2件目
東京国立近代美術館で開催されてた高畑勲展。
美術館すすめられたことがちょっと笑えた。
自分でも選んでるけど、美術館寄ってくる。
(実はこのあと紹介する土曜日のことはすでにこの時決まってた)
高畑勲展はジャンルが違うこともあって楽しめた。
作品のできる背景を知るのって面白い!
高畑さんの作品の変遷を中川大志くんを時々重ねながら観ていった。
アルムのおんじの家
アルムのジオラマもあると嬉しくて写真を撮った。
土曜日
週初めに約束していた友人と鳥取智頭町のパン屋さんへのドライブ。
オプションで彼女が勧めてきたのは
木曜日夜に「どこいく?」ってやりとりの時に今週4件目の美術館訪問決定に笑えた。
現代アートってよくわからない。
でも、空間は不思議な空間。
建物と作品が一体化した美術館、それもなぜここ奈義町に?って思ってしまう。
その不一致さも魅力かもしれない。
と、美術館と縁あった1週間。
5件(件っていうのかな?)の美術館巡り。
はじめての経験。
でも、こんなにギュ〜っと観るのも悪くない。
これ以来、私はEテレの日曜美術館を観るようになった。
そして、今も恋い焦がれている作品がわかった。
相生で見る一日の変化も季節の移ろいも
モネが描きたかったものに通ずる。
そんな風にも思えた。
片づけに関係ないかもしれないけれど、
でも、自分の好きなものや日常にある自然の美しさ、
相生にある美しさを感じ、
そんなことに以前より増して意識を向けられることって楽しいし、幸せ。
相生はセンスオブワンダーの宝庫だと感じられる。
「新幹線ののぞみに乗ったら一瞬でしか見えない相生に住むなんて!!」
「新幹線の停まる駅の北側、何にもない!」って20年前思ってたけれど、
今では相生で子育てできたことも、相生に住めたことも
相生の人たちに出会ったことも
私を作っている。
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暮らしを見る目が変わってきた感じ。
そのままで結構楽しい。
あんまりもがかなくなった。
年齢のせい??
それはそれで良い。
無印、イケア、収納用品、整えるのは気持ち良い。
モノがあると便利だ。
モノがないと困る。
でも、モノに振り回されずに暮らしたい。
美しいものが好きだ。