心動く日
そんな日ありますよね?
先日は嬉しい心の動きのある日でした。
「おさるのジョージ展」に
行きました。
ひとまねこざる(おさるのジョージ)シリーズは娘が好きだった本の一冊です。
『ひとまねこざるびょういんへいく』が好きだった娘は
毎夜寝る前の一冊としてこれを選んでいた時期がありました。
読んだら15分くらい。
当時読み聞かせについて学んでなかった私は
この長い本を毎夜読むのが少々いやで、
「またこの本〜?」
「もう少し短い本にしない?」
なんて言ってました。
この本の素晴らしさを知った今の私が
あの頃に戻ったなら楽しんでそして喜んで読んだことでしょう。
あの頃はただ本読んだら賢くなるから
とか
国語力がつくかもしれないから
とか
よこしまな気持ちがあったから
面白い話だと思いながらも
心から楽しんでなかったかもしれません。
さて、よこしまな私と違い、
H.A.レイの描いたジョージの原画は
力強く、躍動感があり、
今にも動き出しそうで、
そして自由で、
私の顔は絵を見ながらニヤケていたと思います。
この作品が生まれた頃は
第二次世界大戦中であり、
そんな背景も彼に力を与え、
作品に何かを反映させたかもしれません。
(反戦とかは描かれてはいません。)
突拍子もない行動をするジョージ(ジョージはただただ知りたがりやで行動するだけで悪さをしようなんて思ってないのですが)の様子は非日常が描かれているようにも思えるけれど、
笑顔になれる日常が描かれているよなぁ、やっぱりと思ったわけです。
ひとまねこざるシリーズの絵本は
紙の質感もあい重なって
原画の雰囲気を伝えていると感じます。
よろしかったら手にとってみてください。
ひとまねこざるシリーズがオススメです♪
夏休み明け
レイ夫妻に思いをはせながら
ひとまねこざるを
読み聞かせしたいなと思ったのでした。