こんにちは。
 
 
今日は絵本の話を。
 
 
梅雨の季節になると
この本を読みます。
 
 
今日も読み聞かせに
赴いたのですが
この本を読みました。
 
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正直なところ
オサムグッズで有名な
原田治さんの絵は
あまり好きではないのですが…。
 
 
この本の作者、
作家、翻訳家の
松野正子さんは
私の大好きな人の一人です。
 
 
言葉が優しい。
日本語の響きが美しい。
 
 
講演会で一度お目にかかる機会が
ありましたが、
 
本から伝わってくる通りの方、
とても優しい声、
そして
声だけではなく、
安心できる柔らかい雰囲気を
醸し出してらっしゃる方でした。

 

 

お話を聞いてすっかりファンになってしまいました。

この時の講座の題材であったアリスン・アトリー

私の好きな作家の一人です。

 

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講座の後、

本にサインをしてもらいました。

 

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娘宛のサインをお願いし、

『ラベンダーのくつ』を

寝る前に娘と一緒に楽しんでいると

お話ししたところ、

 

メッセージを書き添えてくださいました。

 

 

『おかあさんとたのしい本をたくさんよんでね』

                    まつのまさこ 2007.6.9
                      

 

 

子どもと一緒に本を読むことは

その時間を一緒に共有し、

お話しの世界を一緒に体験すること。

 

 

1日…1440分のうちの10分程度を

一緒に楽しむことは

 

今となったらとてもいい思い出になっていますし、

 

本を読むことによって

言葉の美しさや

素敵なストーリーに

心を育まれていたのも事実。

 

 

そして、

(私自身本を読むことを楽しんでいたから

頑張ってはないのだけれど、)

育児頑張っていたよね、と、思わせてくれる。


 

私に育児に対して大丈夫だと思わせてくれたのは

読み聞かせかもしれない。

 

 

もしかしたら

読み聞かせという行為ではなく、

本が私に自信をもたせてくれたかもしれない。

 

そんな風に思えます。

 

 

 

 

優れた作品は

子どもも大人も魅了します。

 

 

決して子どもだからといって

子どもを侮ることなく

子どもを一人の人として

対等に向き合ってくれる。

 

 

そんな優れた本を

子どもにも大人にも

楽しんでもらいたい。

そう願ってやみません。

 

 

読み聞かせの時間は

子どもにとっても

親にとっても

一生の中で

必ずかけがえのない時間と

なると、

いえ、なっていると

私が言えるのですから。