こんにちは。
映画を観に行きました。
先日たまたま観たテレビ番組で
今年のアカデミー賞作品賞ノミネート作品について取り上げられていたのがきっかけ。
町山智浩さんはカリフォルニア在住の映画評論家だと知りました。
聞き手の女優藤谷文子さん(LA在住。スティーヴン・セガールのお嬢さんだそう)との
作品についての話を聞いていたら、どの作品も観たくなるなる!!
そして、今観られる作品が『スリー・ビルボード』だったのです。
【あらすじ】
ミズーリ州の小さな田舎町。娘をある事件で殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、事件発生から7ヶ月経っても犯人を逮捕出来ない警察に苛立ち、警察の捜査怠慢に対する挑戦的な言葉を、寂れ果てた道路脇の3枚の巨大な広告看板に掲げる行動に出る。警察署長やその部下、そして町の人々からの様々な妨害に会っても、決して広告を取り下げようとしない彼女。やがてこの看板の広告が、静かな町を予想もしない大事件に巻き込んで行くのだが・・・。
作品は登場する人たちのそれぞれの多面性、色々な想いが描かれていて、
単純に誰がいい人で誰が悪い人、とか言える単純なものではなく、
見終わった後の、言葉に表せない心の状態は
吉田修一さんの『悪人』の読んだ後の時と似ているなあと感じた。
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悪人
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けれど、時間が経つにつれ、なんか違う。
希望あるストーリーだった。
ラストのシーンは、わたし的にはいいシーンだったな。って思うのはそのせいかな。
深いテーマを扱っているにも関わらず、
所々に「え?」ってクスッと笑えるシーンがあったり、
ここになぜこれを使った?って思えるシーンがあったり、
深い、いい映画でした。
と、こんな単純なことしか書けないよ〜。
町山さんは一体何て書いているのか気になるよ〜!!
と、久々にパンフレットを買っちゃいました。
映画は、CSもあるんだし、それで観ればいいやんと思う私もいるけれど、
でも、やっぱり映画は映画館で観るのが楽しい。