先週は相生市立図書館主催の
『読み聞かせ実践講座』に参加しました。
 
 
 
兵庫県相生市のライフオーガナイザー®
そして読み聞かせのおばちゃんでもある
大西典子です。
 
 
 
講座では先生の講義、
そして読み聞かせの実習があります。
 
 
今回私は当番だったので2冊読みました。
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2冊共私の愛する絵本。

 

『アンガスとあひる』は以前紹介したことのある本。

自分の心地いい場所がある幸せ

 

 

そして『かしこいビル』は

絵を見るだけで

ストーリーが分かるお話。

おばさんの家にお泊まりに行くことになったメリーちゃんが

荷造りをするのですが、大切な人形のビルを忘れてしまいます。

そしてビルは…。

 

 

1ヶ月ぶりに読み聞かせした私

(今回は勉強会だったので大人に向けて読みましたが)

久しぶりに読めること、

この本たちが好きなこと、

とにかくとにかく読んでて楽しくって、

私の気持ちが前のめりになった読み聞かせになっていたかもしれません。

 

 

子どもの本といっても読んでいくと

美しい絵だったり

心地よい言葉のリズムだったり

それらを感じられる良書に出会った時はなんとも言えない

心地よさ、幸せを感じます。

 

 

そして、子どもに媚びていない作品は

正直で力強くて

そんな良書は

大人が読んでも読み応えがあります。

そして、

自己啓発本を読むなら

この本を読んだ方が人生について考えるのではないか、

と思える本もあります。

(だからといって、「人生について考えよう!」とか

明らさまに書いてあるわけではないです)

 

 

 

自己啓発本読むならこれ読んだら?

 

 




「ゲド戦記」

影の正体は何なのか?

自分を苦しめる本当の正体は?

自分について考えてしまった本

 

 

 

 


「ナルニア国物語」

アスランは何?なんて、考えるよりも何よりも

作品の中で子どもたちがタンスを開けたら

私も一緒にナルニアの世界に飛んで行ってしまった。

その感覚が今でも忘れられない。

娘が中学年の頃、一緒に楽しんだ思い出の本。

 

 

 

 

「ともしびをかかげて」

歴史物語。だからといって古臭く感じない。

さすが優れた作品。

作者は女性だと知った時は驚いた。

とても力強い作品にどんどん引きずり込まれる。

生きるということはどういうことなのか?

ドラマティック…こんな陳腐な言葉では表せない、

言葉に表せない読後感のある…

私は読んだあとの感想は「すごく疲れた」。

でも、それは嫌な疲れではないのです。

 

文庫本の表紙の写真を見ると

物語の舞台の場所となったイギリスに行きたくなる!!

 

 

 

 

大人になった今だからこそ、

気がつくことがある。

人から言われた言葉を受け取るのではなく、

 

作品を通じて自分に向き合い、考えることができる名作たち。

 

 

 

何回読んでも楽しめるし、

「やっぱすごいよこの本!」って毎回思う。

 

児童書だからとあなどるなかれ!

 

 

そんな3作品です。