こんにちは。

兵庫県相生市のライフオーガナイザー

オオニシノリコです。

 

 

 

私が子供の頃、

テレビのチャンネル権は父のものでした。

 

 

時代劇に野球、そしてNHK。

NHKなんて何が面白いん?と子供の頃の私は

思っていたものです。

 

 

しかし、今の私は

NHKをこよなく愛しているというと言い過ぎですが、

NHKの受信料の元がとれるくらい(?)

NHKが好きです。

 

 

NHKBSも好きですが、

E-テレ(教育テレビですね)も好き。

 

 

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最近特に好きな番組は

ヨーコさんの言葉』。

毎回録画してみています。

 

 

ヨーコさんと言うのは絵本作家の佐野洋子さん。

『100万回生きたねこ』の作者

といったらお分かりになる方もいらしゃるでしょう。

 

 

 

ヨーコさんの言葉』では

佐野洋子さんのエッセイから抜粋した言葉が語られています。

 

 

 

(今は『ヨーコさんの言葉』の本も出版されています)

 

 

 

先日は韓流ブームにヨーコさんがはまった話。

一世風靡した韓流ブームに小母さんがなぜハマるのか

当時私にはわかりませんでした。

 

 

韓流ドラマは作りが昭和っぽいから?と

勝手に思っていました。

 

 

そこをヨーコさんは自分がハマっているのにも関わらず、

冷静に俯瞰し感じたことを

時に辛口で

時に驚くかつ面白い表現で

書かれている。

 

 

(以下、『ヨーコさんの言葉』より抜粋)

 

私は韓流ドラマに身をもちくずした。

小母さん達は淋しいのである。

(中略)

でも気持ちはもうこれでもかと満たされたい。

(中略)

私は小母さんである。

小母さんは無意識である。

使われなかった気持の袋が

空っぽだった事も

気がつかなかった。

韓流ドラマを見て、

気持の袋に見果てぬ気持を

ドバドバ注ぎ込まれたのである。

 

(以上)

 

 

 

小母さんは淋しい、

気持はいつまでも満たされたい。

 

ストーリーがツッコミどころ満載でも

ドラマの中にある様々な情を気持の袋に入れるという話でした。

 

 

人は気持の袋の他にも

役割の袋とか、

自分のやってみたい袋とか

色々持っていると思う。

 

 

何か役割がある時、

例えば子育てをしている間は

他の袋のことなんか気にする暇もなく、

 

 

ある日子供が大きくなった時

ふと、自分のやってみたい袋に

何も入っていないことに気がついて悩んだりする。

 

 

子供が自分の役割袋を占めていたけれど、

大きくなって出て行ったら

何も入っていない。みたいな。

 

 

自分の役割はもちろんやり遂げないといけないと私は思う。

けれども、自分のやってみたい袋にも何かしら

入っていてもいいのではないだろうか。

 

 

それがいつ袋から出されるかわからなくとも

自分の役割は大切にしつつ

いつか自分で開けるであろうその袋に

自分の夢や願望を入れておくことは

自分を大切にするということだと私は思うのです。

 

 

 

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