こんにちは。

兵庫県相生市のライフオーガナイザー

オオニシノリコです。

 

久しぶりにこの本を読みました。

{9CD73857-8FA2-425F-AD4B-745871619138}

 

児童文学のバイブルの一つ

 

 

私の大好きな日本の児童文学を担ってきた、

瀬田貞二先生の本(講座の話をおこして編集した本です)。

 

瀬田さんの作った本、翻訳した本が好き!

瀬田さんが翻訳した本は声に出して読んでも噛まない、

とにかく滑らかに心地よく声に出して読めるのです!

あ〜瀬田さんについて語りだしたら止まらない私!

 

 

この本の最初の章のタイトルは

「行きて帰りし物語」

 

 

子どもが喜ぶストーリーの構造は

「行って帰る」ストーリーだと仮説を

立ててらっしゃいます。

 

 

冒険に出かけてそして元の場所に戻ってくる。

それが心地よいストーリーなのではないかと。

 

 

これは典型的な「行きて帰りし物語」。

知りたがりやアンガス(犬)が垣根の向こうの音の正体をつきとめるために

家から出て音の正体をを見つけるのですが…

ある出来事が起こった後、アンガスは安心できる元の場所に戻ってくるのです。

 

 

戻る場所があるから冒険にも出かけられる。

 

 

それは私たちの日常においてもいえる事で

自分の安心できる場所へ帰ることができるから出かけられるし、

時には冒険もできる。

 

 

安心できる場所は、

家族

そして自分の家。

 

 

お母さんやお父さんや家族が帰った時にぎゅっとしてくれる、

何かしら外でアクシデントが起きたとしても

帰る場所でホッとでき安心を充電できる、

それがあるからまた出かけていけるのです。

 

 

帰る場所があるだけで安心できるけれど、

それがより居心地がよければ

帰ってからもさらに安心できる場所になると思います。

 

 

そのためにまず

自分にとってそして家族にとって

心地のいい家とはどんな家なのか考え、

そして整えていく。

 

 

そうやって自分そして家族の家を

育てていくのではないのかなぁ。

 

 

 

読んでくださりありがとうございました。

よかったら応援くださいませ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村