みなさまこんにちは。
兵庫県相生のライフオーガナイザー
そして時々読み聞かせのおばちゃん
オオニシノリコです。
 
今日は学期に一度の高学年の読み聞かせ。
この2冊を読みました。
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『よあけ』は、ポーランド出身の作家、
ユリー・シュルヴィッツの作品。
 
『よあけ』は唐の詩人柳宗元の詩「 漁翁」をモチーフにしているそう。
 
ひっそりとしている夜明け前から徐々に夜明けに近づいていき、
最後の場面では美しい夜明けを体験出来る絵本。
 
絵本は本来近くで見るものですが、
この絵本は少し離れた距離から見ると、
尚更夜明けの美しさを感じられます。
 
今の時期の夜明けに等しいのではないかといつも思い、
夏にこの本を読みます。
 
この本を読んでいると、頭の中が最初は無音ですが、
夜が明けてくる場面とともに徐々に音楽が流れてきます。
 
水墨画のような絵、ページにある余白、見返しの模様、
すべてが本当の夜明けを感じさせるそんな絵本です。
 
そして、もう一冊は
『ピーターのてがみ』
 
最近は、大人も子どもも手紙を書く機会も
もらう機会も少なくなったけれど、
メールでもなく、電話でもない、
誰かから届いた手紙は
特別なもののように嬉しく思えます。
 
それが、手書きならばより嬉しく感じます。
 
携帯もポケベルも普及していなかった学生時代の私の通信手段は
電話、そして手紙の交換。
 
手紙の内容はたわいないことだったのだろうけれど、
手紙の交換の思い出は楽しかったり、
ちょっと切なかったり。
 
ずいぶん昔のことだけれど、
今でも、もらった手紙はどんなものだったか
思い返しそうとしたら思い出せるんじゃないかなと思います。
 
 
『ピーターのてがみ』では、
ピーターが友達のエイミーに
お誕生日会の招待状を書くのですが、
その手紙に起きる出来事、
そしてその出来事に伴う
ピーターの心の動きが見事に表現されています。
 
子どもたちもピーターに共感できるのではないかな?
と思って読んでいます。

 

 

この2冊とも対象年齢は読んであげるなら

幼稚園から。

けれども、2冊とも

高学年でも楽しめる本です。

 

そしてどちらとも

大人が読んでも読み応えのある作品です。

 

 

今日も楽しく読めました。

どうもありがとう。

 

 

 

お読みくださりありがとうございました。

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