こんにちは。
兵庫県相生のライフオーガナイザー
そして時々読み聞かせのおばちゃん
オオニシノリコです。
昨日は小学校の読み聞かせの日でした。
今年度初めての2年生のクラスでの読み聞かせ。
絵本を2冊読んだのですが、
2冊のうち1冊はこれ!
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一番前に座ってた男の子が
「ヒッポ、知ってる~。面白いねんで~。」
と言ってくれました。
面白いって、
ウケる本笑える本(途中、子どもたちが笑うシーンはありますが)
というわけではありません。
ヒッポはカバの子です。
ヒッポがお母さんから色々なことを学び始めたある日、
大人のカバが昼寝をしているとき、
ヒッポはひとりで群れを離れ・・・。
子どもたちは絵本の中で、
ヒッポと同化しているのでしょう。
一緒に言葉をはなし、色々な動物と出会い、
ひとりで群れを離れ、そして・・・。
私はこの本を読むときは
お母さんに同化してしまいます、やはり。
この絵本の素晴らしいところは
版画で描かれた絵が
カバの迫力を際立たせているところ。
そして、美しい。
絵本は元来、手元に置いて読むものだけど、
この本は少し離れて見ると
さらに迫力や美しさを感じられる絵本なのです。
子どもたちには出会ってほしい一冊。
だから、私は子どもたちと絵本の橋渡しをしています。
読んでる私も毎回楽しんでますけどね。
さて、「この本面白いんやで~」と言ってくれた男の子は
隣の子にネタばれしそうで心配だったのですが、
ネタばれしたのは、ヒッポが言葉を覚えるシーン。
このシーンで、必ず子どもたちは笑います。
ヒッポを知ってるこの男の子も、
ほかの子どもたちも一緒に
本の世界を楽しんでくれました。
そして、読み終えた私は母の強さをあらためて
感じるのでした。