こんにちは。
兵庫県相生のライフオーガナイザー
オオニシノリコです。

モノが多い実家に帰省するとライフオーガナイザーになる以前の私は、そして妹は
「モノが多い。」
「処分したら?」
と、よく言っていました。
そんな話しになったとき、
母は一言、
「私らが死んだら全部捨てたらいい!」
と言っていたものです。


今年に入って、父母ともに入院し、
必然的に家の使い方を見直すこととなり片付けをしました。
と、いってもほんの一部。

父がまだ入院しているので私が帰省しても片付けより優先することがあったり、
いざ片付けと思っても母に片付ける体力、気力(片付けるのって結構考えるので疲れるのです)がなかったりで一緒にかたづける時間を設けられないのが事実です。


しかし、先日帰省した際、
母がテレビ台を元のテレビ台に戻したい。
IMG_2074.jpg
(これ!レーザーディスクプレイヤーです)
そして、今テレビ台となっている無印良品で購入したキャビネットを
別室に置きたいと言われました。

(テレビ台の移動の記事はこれ→


よくよく聞くと、
母:「茶道の稽古をするのに和室に置いてある以前のテレビ台が邪魔。」
との事。

古いレーザーディスクプレイヤーがテレビ台として必要なのか?聞いてみると
母:「(入院中の)父が帰ってきたら、音楽を聴かせたい。」

リビングの無印のキャビネットが他の部屋に移動すると母の介護動線が
悪くなると考えられたので、

私:「CDとCDラジカセを買ったほうがすっきりするのでは?」
と提案したところ、

母:「レーザーディスクがあるから」

・・・・

「何年もレーザーディスク使ってないよね?・・・」
「動くのそれ?・・・」
「レーザディスクはどこにあるの?見たことないけど・・・。」
と、思いました。

でも、言ってません。
母は今あるモノが使えるならばそれを利用したい と考える人です。
モノを大切にする世代なのです。

その気持ちを尊重します。
だって母と父の家なんだもの。


気持ちを尊重し、気持ちを整理したうえで片付けの方向性を見いだします。


父が入院中の今はレーザディスクプレイヤーは必要ないので
今回はレーザディスクプレイヤーを別室に移動しました。
(これは「減らす」です)

父が自宅に戻ってくるまでにレーザーディスクプレイヤーが動くか確認する予定です。
そして、動いたら・・・また考える必要があります。

さて。
母は昨日茶道仲間とともにお稽古を、久しぶりのお稽古を楽しんだようです。
父の見舞いに1日おきに行く母。
母の時間も大切にしてほしいと思うのでした。

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