皆様こんばんは。
兵庫県相生のライフオーガナイザー
時々読み聞かせのおばちゃん、
オオニシノリコです。


毎年10月の読み聞かせの際に読む本。

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 『赤い目のドラゴン』
 アストリッド・リンドグレーン 作
 イロン・ヴィークランド 絵
 ヤンソン 由実子 訳
 岩波書店

豚小屋で生まれたドラゴンと幼い姉弟の出会いから別れが描かれています。

『長くつしたのピッピ』の作者、リンドグレーンの作。

読み聞かせをするとまるで私がドラゴンと出会い、
その物語を子どもたちに語っているような錯覚に陥いてしまったし、
リンドグレーンが実際ドラゴンに出会った体験を基に描いた話しなののでは?
と、思えてしまうほど、真実の話に感じられる物語。

ドラマチックな話しだけれども、
ドラゴンがいる非日常を日常のように静かに描いています。

その空気を子どもたちは感じるのか、おはなしを聴いている子どもたちの
周りの空気は落ち着いていて、でも、ドラゴンとの出会いや別れを受け止めているように
感じられるのです。

目で黙読するよりも、誰かに読んでもらうと心に沁みる本だと思います。


リンドグレーンは私と娘の大好きな作家の一人。
スウェーデンのアストリッド・リンドグレーン・ワールドに行くのが私の夢です。

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今日もお読みいただきありがとうございました!
皆さんに素敵な本との出会いがありますように。
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