こんばんは。
兵庫県相生のライフオーガナイザー
オオニシノリコです。

今日は育児サークルで絵本の読み聞かせをしました。
読んだ本はこちら。


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『りんご』
 松野正子 さく
 鎌田暢子 絵
 童心社

松野正子さんは私の好きな児童文学の作家、翻訳者の一人。
生前に一度講演会に伺ったことがありますが、
お人柄が感じられる優しい声と笑顔の持ち主でいらっしゃいました。
サインを頂戴した際、
「お嬢さんとおはなしの世界を楽しんでね」
とお声かけいただいた言葉は私の宝物となり、
そして、おはなしの世界を娘と楽しめたことは
今の私の宝物となっています。

さてさて、この本。

「りんご りんご りんご」
と、りんごが詩的な文章で綴られています。

読んでる私が優しい気持ちになれる本。
「りんご りんご りんご」って
読みながらきっと楽しそうな顔をしていると思います、私。


文中に
「きいろいりんご」 が
でてくるのですが、

「なし」

という子もいますし、

「え?きいろいりんご?皮がむいてあるの?」

という小学生もいました。

りんごは赤いもの
ってやっぱり思っちゃいますよね。

でも、黄色いりんごやピンクのりんごもある。
ってこの本は自然と伝えてくれています。

「当たり前」のことなんてないのかもしれません。
「こうしなければいけない」って事もないのかもしれません。

そんなことを今日は考えました。

さて、この『りんご』。
赤ちゃん向けの絵本ですが、
絵や言葉が美しいので幼稚園や小学校低学年の読み聞かせにも使っていますし、
出産祝いのプレゼントにしています。

今日もお読みいただきありがとうございました!
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