こんにちは
Coconfouato 佐藤です
ハーブの健康チェックをしていると、病気が見つかることがあります
かかりやすい病気の症状とその対処法を知って、日ごろの健康管理や購入時の苗選びにも役立てましょう
大切に育てていたハーブが、いつの間にか病気にかかっていたという経験は無いでしょうか
例えば、風通しが悪かったり、水分過多の状態が続くと、ハーブが弱って細胞組織が柔らかくなり、病原菌が入りやすくなってしまいます
特に梅雨時は、病気が広がりやすくなります
また、花殻や枯葉をそのまま残しておくと、そこが蒸れて病気が発生しやすくなります
見つけたらすぐに取り除くように心がけましょう
このようなハーブの病気は、日ごろからハーブの状態をよくチェックしていれば、事前に発生を防いだり初期段階で対処することができます
どこに気をつけて観察し、どう対処すれば良いのかポイントを押さえておきましょう
以下には、代表的な植物の病気についても紹介しています
ハーブが病気にかかっていないかをチェックするには、葉や花の色合いを確認します
変色している場合、日光や水やり、風通し、肥料等の管理が適切でないために弱っているか、すでに病気に感染している可能性があります
葉や茎にカビが生えているものは、病気にかかっている可能性が高いです
病気の場合、基本的にはその部分を取り除くことで対処できます
病気の部分を発見したら、他に広がらないように、すぐに取り除きましょう
ハサミを使うなら、感染を防ぐため1回使うごとにアルコール消毒をしてください
病気が全体に広がってしまっているときは、根元から出ている健康な目を残して短く切り詰め、新芽が出るのを待ちましょう
根まで侵されているときは、他の植物に病気が伝染しないように、土を掘り起こして株とその周囲の土を捨ててしまいましょう
ハーブに発生しやすい病気と対処法
ここでは、ハーブに発生しやすい、植物の主な病気の症状をご紹介します
ハーブにトラブルを見つけたとき、それが何の病気なのか判断できるようになりましょう
それぞれの対処法は、今後の病気の予防策としても役立ちます
うどん粉病
うどん粉のような白カビが、葉や茎に発生します
土中の窒素過多が原因です
発生した部分を取り除くか、水洗いが効果的で、肥料は控えます
灰色かび病
茎や葉が腐り、花も紅白の斑点が現れて腐り、灰色のカビに覆われます
低温多湿が原因なので、発病部位と枯葉や花殻を除去して風通しを良くします
立ち枯れ病
苗が育たず、根元から枯れます
土中のカビが原因です
発病したら、新しい苗に植え替えるしかありません
木酢液で土を殺菌してから植え替えます
炭疽病
葉、茎、花に黒色や褐色の斑点が現れ、穴が開いたり、葉先から枯れていきます
多湿が原因です
発病部位を除去し、肥料を控えて、風通しを良くします
軟腐病
株元が腐って溶け、異臭がします
高温多湿が原因です
発病した株は土ごと処分します
鉢を殺菌剤や加熱で殺菌し、新しい苗を新しい土に植えます
モザイク病
葉や花に濃淡の模様が現れ、葉が縮れます
アブラムシが媒介するウィルスが原因です
株を土ごと処分し、鉢を殺菌して新しい苗と土に植え替えます
食酢を散布して病気予防
植物の病気予防には薬剤散布も有効ですが、収穫して直接口にすることが多いハーブには、食酢を使った自然農薬がお勧めです
化学薬品のような即効性はありませんが、酢にはカビを抑える殺菌作用があり、うどんこ病、灰色かび病、軟腐病、モザイク病などに効果があります
さらに、葉をつややかにしたり、根を丈夫にしたりする活力剤としての働きもあります
旨味調味料などを加えた合成酢ではなく、醸造酢と表記されているものを使いましょう
水で25~50倍に薄めて霧吹きに入れ、葉裏にたっぷりスプレーします
週に1度くらいのペースで、夕方に散布するのか効果的です
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