こんにちは
Coconfouato 佐藤です
冬の最も寒い時期に芽吹くせり
血や気を追い払う作用があるとされ、春の七草の1つに選ばれています
涼性で体内にこもった余分な熱を取る作用があるので、イライラ、発熱、ほてり、吹き出物の改善に向いています
また、余分な水分を排出する作用もあります
水分代謝の乱れが引き起こす、全身の浮腫、手足のだるさ、重みを感じる頭痛に適しています
湿と熱の両方を改善するので、特に陽熱体質の人にお勧めの食材です
薬膳ではインフルエンザや風邪などによる熱を取る食材として使われています
体にこもった熱を取り、水分の代謝を良くする働きがあります
また、各種ビタミンや鉄、カルシウムなどを豊富に含みます
血液を正常で健康な状態に保ち、貧血や高血圧を予防するほか、肩や首のコリを和らげる効果も期待できます
特有の香りや苦味成分には、ストレス緩和の作用があります
シャキシャキとした食感と爽やかな香りがあり、鍋物やおひたしに利用されます
香り成分カンフェンややミリスチンには健胃や発汗、解熱作用が期待できます
鮮やかな緑色の葉にはβ-カロテンのほか、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類が多く、骨粗しょう症予防や血圧の上昇を抑える作用もあるようです
日本原産の野菜で古くから食され、『古事記』や『万葉集』にも記録が残っています
湿った場所を好むため、田んぼの畦や水辺などで自生しています
寒い時期に収穫したものの方が味が良く、春の七草の1つにもなっています
豆知識
アク抜きは軽く茹でればOK
アクが強い食材として知られていますが、市販されているものは、自然のものと比べ、アクはそれほど強くありません
さっと茹でれば充分です
煎じて飲めば高血圧予防に
乾燥させた葉の煎じた液には高血圧や便秘、神経痛などの改善に有効とされています
乾燥葉は入浴剤として利用しても良いでしょう
生の葉のジュースは利尿、風邪、子供の発熱に良いと言われています
ポリフェノールのケルセチンも
血行促進や毛細血管保護作用があるケルセチンを含みます
β-カロテンやビタミンCも含むため、それぞれの相乗効果で高い抗酸化効果が期待できます
せりのデータ
五味 甘・辛
五性 涼
帰経 肺・胃
体質 気滞・陽熱・お血・水毒
英名 Water dropwort
和名・別名 芹
エネルギー(100g中) 17kcal
糖質量(100g中) 0.8g
食品成分表(可食部100gあたり)
タンパク質 2.0g
脂質 0.1g
炭水化物 3.3g
無機質
カルシウム 34mg
鉄 1.6mg
ビタミン
A β-カロテン当量 1900μg
B1 0.04mg
B2 0.13mg
C 20mg
効果アップの組み合わせ
倦怠感の解消に
せり+ホタテ貝
せりとホタテを組み合わせて和え物にしていただきましょう
せりの香りが疲れた気分を癒し、ホタテ貝がストレスで失われがちの亜鉛を補給します
貧血の予防に
せり+鰹節
せりのおひたしに、鰹節をプラスしていただきましょう
どちらも鉄分が多い食材です
乾燥を防いで潤いを与える
せり+ホタテ
せりとホタテは、津液を増やす組み合わせです
イライラ、ほてり、のぼせ、口や喉の渇きなど、熱と乾燥の症状を改善するのに適しています
せりと貝柱の和え物
材料(2人分)
せり 1束
ホタテの貝柱(刺身用) 4個
〈A〉
醤油 小さじ2
レモン汁 小さじ2
1、せりは熱湯でさっと茹でて冷水にとって水気を絞り、2cm長さに切る。貝柱は熱湯に入れて周りが白くなったら冷水に取る。水気をよく拭き取って、4等分に切る
2、〈A〉をボウルに入れてよく混ぜる
3、2のボウルにせりと貝柱を加え、全体を和える
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