こんにちは
Coconfouato 佐藤です
脾の消化吸収をサポートし、気を補う作用があります
元気が出ない、疲れが取れないなど、気が不足しているときに適しています
病後の体力がない時や、子供や高齢者にも良いでしょう
また、炎症を抑えて痛みを止める作用があるので、火傷の際に、蒸してすりつぶしたかぼちゃの湿布を使うこともあります
温性のかぼちゃは、冷えを改善する作用もあります
キンキンに冷えたビール、かき氷、冷たい麺類など、夏に食べたくなる料理は体を冷やす代表的なもの
かぼちゃを積極的に食べて、夏の冷えを予防しましょう
脾と胃の働きを助けてくれるかぼちゃは、体を温め、疲労回復します
抗酸化作用があるβ-カロテンを始め、様々なビタミンを豊富に含み、美肌づくりや生活習慣病の予防に欠かせない食材です
胃痛や便秘を解消するほか、風邪予防にも有効
また、コバルトという成分がインシュリンの分泌を高める作用があり、糖尿病にも良いと言われています
かぼちゃには抗酸化力の高いビタミンC、Eのほか、β-カロテンやαカロテンが豊富に含まれていて大変栄養価の高い野菜です
β-カロテンやαカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を上げる働きがあります
かぼちゃは「西洋かぼちゃ」と「日本かぼちゃ」のほかズッキーニなどが含まれる「ペポかぼちゃ」の3種類に分けられます
市場に多く流通している種類は西洋かぼちゃで、栗かぼちゃと呼ばれる系統が人気です
甘みが強く粉質でホクホクした味わいで、炒め物、天ぷら、スープ、スイーツなどにも向いています
日本かぼちゃは、味は淡白でねっとりとした果肉のため、出汁が染み込みやすく煮物向きです
カットされたかぼちゃを買う際は、果肉の色が濃くて中のワタがみずみずしいものを選びましょう
種子の厚みが薄いものは未熟なうちに収穫されたものであるため、甘みが足りないこともあります
種子がふっくらとしたものが良質です
丸ごとなら、皮の表面にツヤがあり、左右対象に丸くなっている形を選びます
ヘタは切り口が乾燥していて軸の周りが凹んでいるものが良いでしょう
かぼちゃを収穫後、追熟させることで甘みが増すため、鮮度が良いものがおいしいと言うわけではありません
豆知識
種子は動脈硬化の予防にも
かぼちゃの種子にはリノール酸やオレイン酸、ビタミンB2、Eなどが含まれ、動脈硬化や高血圧の予防やアンチエイジング効果が期待できます
ポリフェノールのリグナンも含み、これが女性ホルモン様の働きをするため、骨粗しょう症予防効果も期待できます
漢方では「南瓜仁」と呼ばれる生薬で、虫下しにも使われていました
種子の調理法
種子をよく洗い、ぬめりを落としたら1日天日干しにします
フライパンでよく炒り、焼き色がついたら、よく冷ましキッチンバサミで先端をカットして、中の緑色の部分を取り出します
1日の摂取目安は10~15粒
排尿障害にはペポかぼちゃの種子
過活動膀胱や頻尿、失禁、下腹部の痛みなどに有効とされ、ドイツでは薬局で処方されています
初期の前立腺肥大にも効果が期待できます
ペポかぼちゃはハロウィンで使われるかぼちゃの品種です
西洋かぼちゃはダイエットには不向き
西洋かぼちゃの炭水化物量は、日本かぼちゃの2倍あり、カロリーが高め
脂溶性のβ-カロテンが多く含まれるため、油と調理すると栄養分の吸収率は高まりますが、さらにカロリーがアップしてしまうため注意が必要
他の料理に油分が含まれている場合、蒸したカボチャを一緒に食べるだけでも効果があります
冬至にかぼちゃを食べる理由
風通しの良い涼しい場所に置いておけば、長く日持ちするため、昔は、夏にとれたかぼちゃを大切に保存して冬に食べていました
栄養豊富なので、風邪予防にもなることから、寒い季節を迎える冬至にかぼちゃを食べる風習が、江戸時代ごろに生まれたようです
皮&ワタは栄養の宝庫
皮やワタには、実よりも多くβ-カロテンが含まれ、ワタの部分は甘みが1番つよいです
食物繊維もたっぷりで、便秘解消効果があるほか、ビタミンKが含まれているため、骨や血管の健康維持にも役立ちます
皮は細切りにしてきんぴら風に、ワタはミキサーにかけてポタージュなどにしたり、細かくカットしてホットケーキやスクランブルエッグなどに混ぜたりしてみてはいかがでしょうか
かぼちゃの種〈南瓜子(ナンカシ)〉
中国でおやつとして食べられているかぼちゃの種は、生薬の「南瓜子」にもなります
主に虫下しとして使われますが、むくみの解消、出産後の乳の出を良くする作用もあります
皮はむかないで食べる
β-カロテンは皮に多く含まれるので、皮をむかずに煮物などにして食べるのがオススメです
β-カロテン
抗酸化作用が高く免疫力をアップ
β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を整えたり、光刺激反応に対して目を保護したり、細胞の増殖や分化をサポートする働きをします
ビタミンAに変換されなかった分は抗酸化や免疫賦活作用があることがわかっていて、アンチエイジング等に役立ちます
β-カロテンは脂溶性のため油と一緒に摂ると体内に吸収されやすいので、マヨネーズを使ったかぼちゃのサラダなどはお勧めのメニューです
ビタミンE
酸化から体を守り若さを保つ
「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEは、もともと私たちの細胞膜の中に存在し、血液や脂肪、筋肉、心臓、肝臓など多くの組織で蓄えられているビタミンです
体内の脂質やタンパク質、DNA等の酸化を防ぐ働きがあるため、動脈硬化や心臓病、認知症などの予防に効果があると言われています
また、血流を良くして生殖系のホルモン分泌などにも作用することから、不妊や流産防止効果なども期待されています
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かぼちゃのデーター
五味 甘
五性 温
帰経 脾・胃
体質 気虚・陽虚・血虚
英名 Pumpkin
和名・別名 南瓜
エネルギー(100g中) 91kcal
糖質量(100g中) 17.1g
食品成分表(西洋かぼちゃ 可食部100gあたり)
たんぱく質 1.9g
脂質 0.3g
炭水化物 20.6g
無機質
カルシウム 15mg
鉄 0.5mg
ビタミン
A β-カロテン当量 4000μg
B1 0.07mg
B2 0.09mg
C 43mg
効果アップの組み合わせ
糖尿病予防に
かぼちゃ+豆乳
糖尿病に良いかぼちゃと体を潤す作用がある豆乳を組み合わせてスープにしていただきましょう
漢方では体の潤いが不足すると糖尿病になると言われています
便秘解消に
かぼちゃ+ごま
酒、薄口醤油、砂糖でかぼちゃの甘煮を作り、最後にすりごまを入れて利休煮にしていただきましょう
かぼちゃの食物繊維にごまの油分が加わり、便通を改善します
体内の余分な水分を排出
かぼちゃ+小豆
脾の働きを促すかぼちゃ、利尿作用を持つ小豆の組み合わせは、むくみの解消にぴったりです
小豆の煮汁にも効果が含まれているので、煮汁を生かした煮物にすると良いでしょう
夏バテを予防する
かぼちゃ+牛乳
牛乳には滋養強壮作用があるので、効率よく気を補うことができる組み合わせです
夏バテ、疲労回復にオススメ
ポタージュスープにすると常食しやすいのでお勧めです
冷えタイプの便秘を解消
かぼちゃ+くるみ
冷たいものを食べ過ぎて、脾の働きが弱まると便秘になります
かぼちゃとくるみには、お腹の冷えを改善する作用があるので、冷えからくる便秘に適しています
かぼちゃとくるみのシナモンソテー
材料(2人分)
かぼちゃ 200g
くるみ 30g
サラダ油 小さじ2
無塩バター 10g
砂糖 少々
シナモンパウダー少々
1、かぼちゃは厚さ3~5mmの一口大に切る。くるみはフライパンで乾煎りし、粗みじん切りにする
2、フライパンにサラダ油とバターを入れて熱し、かぼちゃを加えて蓋をする。途中で返して両面を焼く
3、かぼちゃに火が通ったらくるみを加え、砂糖とシナモンパウダーをまぶす
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