こんにちは
Coconfouato 佐藤です
お香は火をつけるだけで、立ち上る煙からすぐに香りが広がり、アロマテラピーの芳香浴と同じように、心身の癒しやリフレッシュに役立ちます
今回は、ベーシックなお香の作り方をご紹介したいと思います
お香には、形、色、用途の違いなどによって、様々な種類があります
主に、「線香」のように直接火をつけるタイプのもの、「匂い香」のように常温で香る物、「練香」のように香炉などで間接的に熱を加えると香る物に分けられます
お香の歴史は古く、日本には仏教と結びついて中国から伝えられ、文化として定着したのは奈良時代と言われています
平安時代になると貴族が自ら調合したお香を炭火でくゆらせたり、部屋や衣服への移り香を楽しむようになり、室町時代には香りを当て合う香道が流行しました
中国から伝えられた当時の原材料は、木材そのものに芳香がある沈水香木や白檀などでしたが、これらの天然香木は希少価値が高く、高額です
そのため、世界各地の雑貨店などで現在市販されているお香は、漢方薬の原料にもなる草木粉末に、タブの木の皮を乾かして粉末状にした椨粉などをつなぎ用に加え、さらに香料などを配合して作られています
仏前用の線香は香りや形が限られていますが、リラクゼーションアイテムとして香りを楽しむお香は、香りはもちろん、形や色も様々です
お香を自分で手作りすれば、香りや形などで自分らしさが楽しめます
アロマショップなどで販売されている、香木の粉末などが配合された手作り用のパウダーと椨粉を練り合わせるだけで、香りが漂うオリジナルのお香が完成します
好みで精油や香水を配合するときは、香りを定着しやすくするためオリスルートなどの保留剤を加えます
専用の手作りセットを利用するのも良いでしょう
お香の先端に火をつけ、先端が赤くなったら炎を消して、お香の形状に合ったお香立てや受け皿に置きます
燃焼中は安定した場所に置き、乳幼児やペットが近づかないよう取り扱いには十分注意します
お香の形状によって燃焼時間を変えられるので、自分で必要な大きさを色々と作りを分けておくと便利です
燃焼中に煙臭く感じた時や気分がすぐれない時はすぐに使用を中止し、換気してください
残り香は2時間ほど続きます
手作りしたお香に使用期限はありませんが、保留剤などの添加物を加えないと時間とともに劣化して香りも落ちてしまうため、早めに使い切るようにしましょう
保管する際は湿気に注意し、密閉できる箱や瓶に入れて下さい
一度湿気ると香りが飛び、燃焼も途絶えがちになります
円錐コーン型のお香の作り方
用意するもの(10個分)
お香用ブレンド粉(白檀や桂皮など) 10g
椨粉 5g
水 約15cc
厚紙(4cm角) 10枚
乳棒、乳鉢
ヘラ、スプーン
セロハンテープ
1、ブレンド粉と椨粉を乳鉢に入れ、そこに水を少しずつ加えながら乳棒でこねるように混ぜあわせます。手で形が作れる程度の硬さに練りましょう
2、厚紙を円錐の形に丸めてテープで止め、形をつくります。1を小分けし、ヘラやスプーンを使って詰めます
3、風通しの良い場所で丸一日乾燥させた後、厚紙をはがし、同じ場所でさらに三日間乾燥させて完成です。直射日光と湿気を避けて保存します
お香のアレンジと特徴
線香型
上記の原材料の水を少し多めにして、柔らかめに練り合わせ、シリンジ(注射器)型に入れます
段ボールの溝を利用し、好きな長さまで絞り出し、三日間乾燥させたら完成です
燃焼時間は10cmで10分程度です
香りはゆっくりと均一に広がるので、くつろぎたい場所に最適です
クッキー型
上記の原材料を練り合わせたら平たく伸ばし、クッキー型等で型抜きします
三日間乾燥させたら完成です
耐熱皿に置いて焚くこともできますが、染料や香水を原材料に加えてアレンジすれば、インテリアとして飾ることができます
ほのかに香るので玄関などにお勧めです
渦巻き型
上記の原材料を練り合わせたら細長く30cmほどに伸ばし、ぐるぐると渦巻き形に成形します
そのまま三日間乾燥させたら完成です
燃焼時間が長いので、風の流れがある場所に適しています
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