こんにちは

 

Coconfouato 佐藤ですニコニコ

 

 

香り高い花やみずみずしいハーブ、刺激的なスパイスが織り成す心地よい香り

様々な香りをブレンドし、自分好みの香りを探すのもポプリの楽しみの1つです

花咲く季節にオススメのポプリのレシピをご紹介したいと思います

 

 

ポプリとは、花や花びら、ハーブ、スパイス、精油を混ぜ合わせ、瓶やポットの中で熟成させて作る室内香のことです

何種類もの材料ブレンドすることによって、香りに複雑さと深みを増すことができるのが魅力

ドライ、モイストの2種類があり、短い時間で簡単に作れるドライの方が一般的です

 

16世紀には、フランスの家庭で手作りのポプリが流行しました

ただし「ポプリ」と言う言葉が浸透したのは18世紀半ばになってからです

その語源は花や植物とは関係なく、スペイン語で「ごった煮料理」を意味する料理用語「olla podrida(オジャ・ポドリーダ)」に由来すると言われています

 

 

ポプリの楽しみ方に決まりはありません

部屋に飾る場合は、大きな陶磁器やお皿、ガラスの容器や籠、アンティークの木製ボール、貝殻など、季節や部屋のイメージ、好みに応じて、さまざまのものと組み合わせることができます

サシェにしてクローゼットに入れ、洋服や下着類、ハンカチ等に良い香りを移して身にまとうのも、ポプリの楽しみ方の1つです

 

自分で手作りするなら、レシピをアレンジしたり、組み合わせの精油を変えたりして、好みの香りを探す楽しみもあります

まず中心となる香りを決めてから、他の材料の種類や量を調整していくのがコツです

見た目をアレンジするなら、香りのない花や、木の実、ドライフルーツや種子などを混ぜても良いでしょう

その際には、精油を多めに混ぜます

ちょっとした工夫で、香りはもちろん、インテリアとしても好みに合ったポプリになります

 

 

ポプリの材料には、花自体の香りが強いバラが向いています

特にダマスクローズやキャベジローズは香りが強いので、重宝されます

他にも、ラベンダー、カーネーション、ジャスミン、ミモザ、ブーゲンビリア、スイートピー、金木犀等の花も適しています

 

花や木の皮を乾燥させるときは、湿度の高い梅雨や真夏を避け、通気性が良く日陰にならない場所に1~2週間置いてパリパリになるまで乾かします

急ぐ場合は、600Wの電子レンジで1~2分、様子を見ながら温めれば充分乾きます

 

使っているうちに香りが薄まったと感じたら、精油を少し足すと再び香りを楽しめるでしょう

ポプリに使用期限はありませんが、虫やカビがついてしまったら取り替えて下さい

 

 

ドライローズポプリの作り方

用意するもの(100g分)

バラのつぼみと花びら(ハーブ)  40g

レモンバーベナ(ハーブ)  20g

ラベンダー(ハーブ)  20g

オリスルート(保留剤)  200g

お好みの精油 8滴(ローズ、ラベンダーなど)

装飾用のバラの花と葉 適量

密閉できる容器

 

1、密閉できる大きめの瓶に材料を量り入れ、混ぜ合わせます。瓶がない場合は、密閉式のビニール袋でも代用できます

 

2、精油を加えてよく混ぜあわせてから蓋をします。材料の半分程度を小さく砕いておくと、出来上がったときの香りが良くなります

 

3、冷暗所で2~6週間おきます。時々瓶をゆすると良いでしょう。全体が馴染んだら完成です。装飾用の花や葉を加えて好みの容器に移して飾ります

 

※保留剤とは、素材の香りを引き出すとともに保存性を高めるものです。オリスルートの他にミルラやフランキンセンス、サンダルウッドなどを使います

※花や葉に精油がつくと変色してしまうため、鮮やかな色のポプリを作りたいときは、保留剤などに精油をあらかじめ浸透させてからポプリに混ぜると良いでしょう

 

 

粗塩で作るモイストポプリ

カラフルな彩りのポプリ

用意するもの(500mlの容器1つ分)

生の花やハーブ 2カップ(カーネーション、デルフィニウム、アルストロメリア、ヤグルマギク、ラベンダー、タイムなど)

粗塩  500g

オリスルート(保留剤)  15g

精油 3~4滴(ラベンダー、フェンネルなど)

密閉できる容器

 

花は2~3日置いて、しんなりした生乾きの状態にします

オリスルートを砕いて香りを出し、精油と粗塩を加えて混ぜあわせてミックスソルトにします

花やハーブなどを適度に砕いて、ミックスソルトと交互に容器に入れて層にします

1番上の層にミックスソルトを敷いたら蓋をして、1~2週間ほど冷暗所に置きます

その後全体をよく混ぜ合わせ、再度蓋をして冷暗所で6週間以上置いて完成です

 

使い方

モイストポプリはドライポプリよりも香りが長持ちしますが、常に香りを漂わせるのではなく、リラックスタイムなどに容器のふたを開けて香りを楽しみます

時間が経つと中の花は変色してしまいます

なお、金属製の容器は錆びてしまう為、使用を避けましょう

 

 

 

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