こんにちは
Coconfouato 佐藤です
精油の生産段階で作られるフローラルウォーターですが、欄引を使って、自宅でも作ることができます
暮らしの様々なシーンで使ってみましょう
以前のブログでご紹介した通り、フローラルウォーターは精油を抽出するときに採取できる水の事ですが、日本古来の芳香蒸留器である「欄引」を使って、家庭でも抽出することができます
この方法は、平賀源内が著した『物類品しつ(ぶつるいひんしつ)』の中に登場し、薔薇露(しょうびろ)、現在のフローラルウォーターのようなものを取り出したと記録されています
フローラルウォーターは水分に芳香成分が溶け出したものです
肌に使用することもできますが、肌質・体質と原料の植物が合わない場合は、肌トラブルの原因になってしまうことがあります
精油と同じように、使用前にパッチテストをしてから使いましょう
体の見えない部分に少量をつけ、時間をおいて肌が赤くなったり痒くなったりしていないかを見ます
特に敏感肌の方や赤ちゃん、子供に使う前には必ず行ってください
空気に触れると菌が増殖して劣化しやすく、精油より保存が効かないので、きちんと蓋をしめて、冷蔵庫に保管してください
市販のものも手作りのものも、開封後は早めに使い切りましょう
保存料や安定剤などを使っていない手作りのフローラルウォーターは、わずかな環境の変化にも敏感です
少しでも香りの変化を感じたらすぐに使用を止めて、古くなったものは肌には直接つけないで、入浴剤や芳香浴、リネンスプレーとして利用しましょう
フローラルウォーターを作るための原料となるハーブは、生でも乾燥したものでも構いません
乾燥ハーブを使う場合は、蒸留する前に軽く水洗いをしましょう
途中で冷却層を確認し、氷を使った場合は杓子を使って溶けた水を取り出し、新しい氷や保冷剤と取り替えます
加熱層に入れた水の量に対して、約10%ほどのフローラルウォーターが出来上がります
例えば、水500ml入れれば、採取できるのは約50mlです
火を止めた後も、しばらくはフローラルウォーターが出てくるので、湯煎のお湯が冷めるまでしばらく待ちましょう
採取後はすぐに使えます
手作りフローラルウォーターは保存料が入っていないので、保存容器を20分ほどしっかり煮沸消毒し、冷暗所で保管しましょう
欄引を使ったフローラルウォーターの作り方
用意するもの
欄引、口が広い器、湯煎用鍋、保冷剤または氷、杓子、ハーブ素材、水(精製水やミネラルウォーターが望ましい)
1、加熱層にハーブとハーブが浸かる位の水を入れて、軽く混ぜましょう。冷却層には、保冷剤または氷を入れます
2、湯煎用鍋をコンロまたは電気調理器に置き、その中に加熱層→蓄積・流出層→冷却層の順に重ねます。加熱層が2/3位まで浸かるように鍋に水を入れます
3、フローラルウォーターを受ける器をチューブの先に置き、中火で1~1.5時間加熱します。空焚きにならないように湯煎用鍋の水の量に注意しましょう
暮らしに取り入れる
エアフレッシュナーとして
霧吹きに入れて、部屋や玄関、トイレ、浴室、車内などに吹きかけます
長時間その場所にいるときや、乗り物酔いしそうなときには、ペパーミントやローズマリーのフローラルウォーターを使いましょう
気分をすっきりさせてくれます
洗濯やアイロンがけに
霧吹きに入れて、洗濯物を入れる前の洗濯槽にスプレーしたり、アイロンをかけるときにひと吹きしたりすると、衣類が良い香りに仕上がります
部屋干しの嫌なニオイもスッキリします
美容やクラフトに
化粧水、寝癖直し、アフターシェーブローション、手作り石けんの材料等として使います
化粧水には、保湿剤としてグリセリンや尿素を入れると、使い心地がさらにしっとりとします
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