こんにちは
Coconfouato 佐藤です
寒性のあさりは、体内の余分な熱が引き起こす症状の改善に向いています
特に粘りつくような痰や、咳を止める作用があるので、風邪の終わりに良いでしょう
また、血を補い、五臓に潤いを与えるので、喉の渇き、ほてり、イライラなどの情緒不安、肌の乾燥といった症状の改善にも有効です
疲労回復や、胃酸を中和して胃の痛みと胸焼けを和らげる効果もあります
体の余分な水分を排出する働きもあり、水分代謝の乱れが引き起こす、浮腫、体のだるさ、頭痛の解消に役立ちます
これらの症状があるときは、日々の食事に取り入れると良いでしょう
殻にはナトリウムやカリウムなどのミネラルが豊富なので、殻ごと料理するのがオススメ
殻は蛤利粉(ゴウリフン)という漢方の生薬として使われます
現在は生息する浅瀬や干潟が激減してしまい、輸入ものが増えています
中国、韓国から輸入し、一旦日本の干潟に入れ(畜養)、順次出荷される場合もあり、この過程で国産と表示されるケースが生じています
国産の天然物と比べると味は劣ります
総じて貝類に含まれるコハク酸(食品の旨味を構成する物質)により、旨味があり、良いだしが出ます
ビタミンB12の構成成分であるコバルトも注目されています
豆知識
砂抜きの方法
濃度2~3%の塩水をあさりの頭が少し出る位まで入れて3時間ほど置いておきます
50℃のお湯に入れ、殻を擦り付けるようにしてそのまま15分ほど放置しても砂抜きはできます
砂抜き済みのアサリもさっと洗ってから調理をしましょう
美味しく食べる
風味を楽しむためには水から入れて弱火で加熱し、じっくり旨味を引き出すと良いでしょう
口が開いたらすぐに火を止めると身が硬くならないです
また、砂抜きをして水気を拭き取り、フリーザーバックに入れて冷凍保存した場合は解凍せずに凍ったまま調理をしましょう
しじみも同様です
あさりに変わるホンビノスガイ
ホンビノスガイは北アメリカの大西洋岸が原産の2枚貝です
漁獲量減少のアサリやハマグリに代わる新しい資源として期待されています
見た目から「白ハマグリ」「大アサリ」の名で流通することもありますが、現在はホンビノスガイと表記されています
千葉県市川市や船橋市の漁獲量が多く、東京湾の干潟駅では潮干狩りでも採れます
夏は特にしっかり加熱を
暑い季節は食中毒を起こしやすいため、新鮮なものをよく加熱していただきましょう
コバルト
神経や体のリズムを調整
ビタミンB12の構成成分として発見されたミネラル
そのためビタミンB12を含む食品に含まれます
単独での作用はないとされていますが、それ以外の作用についての研究も進行中です
骨髄の造血作用に必須で、悪性貧血の予防や、神経や体のリズムを調整する働きを持っています
欠乏すると貧血、食欲不振、消化不良などの症状のほか、集中力や記憶力が低下する、神経過敏になる、とも言われています
あさりのデータ
五味 甘・鹹
五性 寒
帰経 肝・腎・脾・胃
体質 血虚・陰虚・気滞・陽熱・水毒
英名 Short-neck clam
雨、別名 浅蜊
エネルギー(100g中) 30kcal
糖質量(100g中) 0.4g
食品成分表(可食部100g当たり)
タンパク質 6.0g
脂質 0.3g
無機質
カルシウム 66mg
鉄 3.8mg
ビタミンA βカロテン当量 22μg
B1 0.02mg
B2 0.16mg
C 1mg
効果アップの組み合わせ
疲労回復に
あさり+味噌
あさりの味噌汁にしていただきましょう
あさりに含まれるタウリンが肝臓の機能を高め、味噌のビタミンB郡が疲れをとり、疲労回復効果が期待できます
気分が落ち込んでいるときに
あさり+小松菜+しめじ
炒め物にします
あさりも小松菜もカルシウムが多く、イライラを解消します
さらに、ビタミンDを含むしめじを加えると、カルシウムの吸収が良くなります
痰の排出を促す
あさり+たけのこ
あさりとタケノコには、痰の排出を促す働きがあります
声のかすれや、喉に違和感があるときに良いでしょう
薄味の酒蒸しにしていて蒸し汁も飲みましょう
潤い不足を解消
あさり+アスパラガス
あさりと同様に体を冷やす性質を持つアスパラガスには、津液の生成を促す作用があるので、潤い不足の時に食べると良いでしょう
汁ごと食べられるスープパスタがお勧めです
水分排出力がアップ
あさり+ネギ
体内の巡りを活発にするネギを、あさりと組み合わせることで、水分排出力がより高まります
特に体がむくみ、だるさを感じやすい雨の日に適しています
アサリと青ネギのおから炒め煮
材料(2人分)
殻付きアサリ(砂抜き済み) 150g
長ネギの青い部分 2本文
にんじん 1/3個
おから 100g
サラダ油 小さじ2
あさりの煮汁+水1/2カップ
〈A〉
酒 大さじ1
水 1/2カップ
〈B〉
酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ11/2
1、鍋に〈A〉を入れて中火にかけ、煮立ったらよく洗ったアサリを入れる。殻が開いたらアサリを取り出して身を取り、煮汁は水と合わせて1/2カップにする。長ネギは小口切りにし、にんじんは細切りにする
2、フライパンにおからを入れて弱めの中火で乾煎りし、サラサラになったら取り出す
3、鍋にサラダ油を熱して、中火でにんじんを温め、アサリの煮汁、おから、〈B〉を加えて10分ほど煮る。煮汁が少なくなってきたらアサリと長ネギを加え、長ネギがしんなりとしたら火を止める
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