こんにちは
Coconfouato 佐藤です
脾と胃を丈夫にして、気を補う作用があるので、効率よく体力をつけることができます
元気が出ない、すぐに疲れてしまうなどのスタミナ不足の時にぴったりの食材です
また、胃の痛みを和らげる作用もあるので、胃もたれや胃のむかつきを感じたときには、柔らかく煮込んだじゃがいものスープを食べると良いでしょう
炎症を抑える作用もあり、すりおろしたジャガイモで作った湿布を、乳腺炎や打ち身に使うことがあります
栄養面で特徴的なのは抗酸化作用のあるビタミンCが豊富なことです
風邪予防やストレス緩和、動脈硬化を予防する作用を持っています
じゃがいものデンプンがビタミンCを包み込んでいるため、加熱によるダメージが少なく、効率よく摂取することができます
また、貯蔵期間の長いじゃがいもより新じゃがの方がビタミンCが多く含まれることがわかっています
他にも体内の塩分を排出する働きをするカリウムや、ストレスを解消して精神を安定させるアミノ酸の1種であるGABAなどが含まれています
じゃがいもは、米、麦、とうもろこしに次いで世界四大作物に入る、世界中で食されている作物です
日本へは江戸時代に、ジャガタラ(現在のインドネシア、ジャカルタ)から長崎に伝えられたため、当初「ジャガタラいも」と呼ばれていました
本格的に栽培されるようになったのは、明治維新以降で、北海道の開拓地で大々的に生産されるようになっていきました
主要の品種は、粘りがなくほくほくした食感の「男爵」と、肉質が緻密でねっとりとしている「メークイン」の2つ
男爵は煮崩れしやすいのでマッシュポテトやコロッケ等に、メークインは煮崩れしにくいので煮物や揚げ物などに向いています
豆知識
馬鈴薯はじゃがいものことではなかった
じゃがいもは馬鈴薯(ばれいしょ)とも呼ばれますが、本来、中国では馬鈴薯とはじゃがいものことではなくマメ科のほどいもを指していました
それを、1808年に学者の小野蘭山がじゃがいもを馬鈴薯と紹介したことから、現在でも馬鈴薯とも呼ばれるようになりました
機能性を持つカラフル品種
紫色やピンク色、濃黄色など様々な色味の品種があります
「シャドークイーン」や「ノーザンルビー」のような紫色やピンク色は抗酸化作用のあるポリフェノールの1種、アントシアニンの色素によるもので、「インカのめざめ」の濃黄色はカロテノイド系色素のゼアキサンチンによるものです
抗酸化作用があり、目の保護などに役立ちます
抗ストレス作用や認知用予防に
アミノ酸の一種GABAは、じゃがいもの中心部に含まれていることが分かっています
小脳や大脳などに多く存在する抑制性の神経伝達物質で、脳の働きを正常に導き、精神安定作用があると言われています
冷蔵庫保存後の炒める、揚げる、焼くはNG!
冷蔵庫でじゃがいもを保存していた場合、「炒める」「揚げる」「焼く」の調理法は避けた方がよいでしょう
冷蔵保存をすると、でんぷんが糖分に変わり、この糖分とじゃがいもに含まれているアミノ酸が、高温加熱調理によって化学反応を起こし、発がん性をもつアクリルアミドを多く生成するためです
「ゆでる」「煮る」「蒸す」方法であればアクリルアミドは生成されにくくなります
緑色のじゃがいもや芽には毒素が
太陽光線が当たると、芽が出たり、皮が緑色に変わったりすることがあります
この部分には天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているためしっかりと取り除きましょう
簡単に皮をむく方法
加熱する前に、新じゃがいもの真ん中に1周ぐるっと包丁で2~3mmの深さの切り込みを入れます
ラップに包み電子レンジで加熱したら、粗熱を取り、切り込んだ皮の上下をつまむとつるんと皮を剥くことができます
やけどや打ち身にはじゃがいも湿布
すりおろしたものに小麦と酢を混ぜ、よく練ったら、ガーゼに塗り、患部に湿布しましょう
きゅうりとの組み合わせに注意
きゅうりに含まれる酵素がじゃがいものビタミンCを破壊します
塩もみきゅうりにすれば、酵素の働きが弱まるので、ポテトサラダは塩もみきゅうりで作りましょう
炭水化物
エネルギーを作り出す
人間が活動するのに必要なエネルギーを作り出すための栄養素です
摂取された炭水化物は、血液中で糖質となり、脳や体を活性化させます
1g当たり4kcalのエネルギーになります
ビタミンC
強い抗酸化作用がある
人間が体内で生成することのできない水溶性ビタミンで、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必要な化合物です
毛細血管、歯、軟骨、皮膚などを正常な状態に保つ働きがあるほか、強い抗酸化作用ががんや動脈硬化の予防に役立つと期待されています
じゃがいものデータ
五味 甘
五性 平
帰経 胃・大腸
体質 気虚・陽虚・血虚
英名 Potato
和名・別名 馬鈴薯
エネルギー(100g中) 76kcal
糖質量(100g中) 16.3g
食品成分表(可食部100g当たり)
タンパク質 1.6g
脂質 0.1g
炭水化物 17.6g
無機質
マグネシウム 20mg
カリウム 410mg
カルシウム 3mg
鉄 0.4mg
ビタミン
B1 0.09mg
B2 0.03mg
C 35mg
効果アップの組み合わせ
胃の調子が悪い時に
じゃがいも+玉ねぎ
胃腸を丈夫にするじゃがいも、消化を促す玉ねぎを組み合わせてポテトサラダにしましょう
高血圧の予防に
じゃがいも+セロリ
一緒にスープにしていただきましょう
どちらもカリウムを豊富に含み、利尿作用により、血圧を下げる効果が期待できます
胃をすっきりさせる
じゃがいも+米
食べ過ぎによるむかつきを抑え、胃の働きを整えます
胃が重いと感じるときには、じゃがいものお粥を食べて、食事量を調節すると良いでしょう
疲労回復度アップ
じゃがいも+たこ
じゃがいもとタコには気を補う作用があります
また、タコには血を補う作用もあるので、疲れを感じる時や、血色が悪いときには煮物や炒め物にすると良いでしょう
新生活の疲れを癒す
じゃがいも+ハム
ハムの原料である豚肉には、気、血、津液を補う作用があります
虚弱体質、元気が出ない時、慣れない新生活で疲れ気味の時にエネルギーを与えてくれます
ジャガイモとハムの炒め物
材料(2人分)
じゃがいも 1個
ハム 2枚
ニンニクの薄切り 一片分
サラダ油 大さじ1
酒 小さじ1
塩 小さじ1/2
1、じゃがいもは皮をむいて細切りにし、水にさらして水気をよく拭き取る。ハムは半分に切ってから細切りにする
2、フライパンにサラダ油とニンニクを入れて熱し、香りがたったら皿に出しておく。じゃがいもと酒を入れて炒める
3、じゃがいもが透き通ってきたらハムを加えてさっと炒め、塩で味を整え、ニンニクを戻す
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