こんにちは
Coconfouato 佐藤です
今日はキャリアオイル 「ホホバオイル」 のご紹介をしたいと思います
ホホバは、南カリフォルニアやアリゾナ、メキシコなどの砂漠地帯に自生する常緑性低木で、植物が生育するのには厳しいような乾燥した環境でも育つことから、不毛地帯で緑化のための植樹に利用されたりしています
ホホバの実に含まれる成分は人間の肌にとても近く、メキシコとアメリカ南西部の先住民族の間では、ホホバの種子から取り出したオイルを、強い日差しによる乾燥などから体を守るために肌や髪につけたり、切り傷や喉の痛みの治療に用いたりしていたそうです
ホホバオイルは「オイル」と言われていますが、成分的には蝋類である植物性のワックスで、油脂類であるオイルとは区別されます
人肌ほどの温度で液体になり、10℃前後で固まり始めます
液体の時は、油っぽさがほとんどなくさらりとした質感が特徴です
ワックスの利点は、オイルに比べて酸化しにくいことです
熱を加えても質が劣化しにくいため、手作り化粧品などによく利用されます
ヘアケアマッサージオイルとしても使いやすいオイルで、アボカドオイルや、小麦胚芽オイルのような粘性が高く単独では使いにくいキャリアオイルは、ホホバオイルとブレンドすることでサラサラ感が出て使いやすくなります
もちろん単独使用も可能で、スイートアーモンドオイルと並んで使い勝手の良いキャリアオイルといえます
手に入りやすいのは、無色無臭で用途も広い精製されたオイルです
「ゴールデン」と呼ばれる未精製のものは色と香りがあり、栄養分が豊富に含まれています
キャリアオイルデータ
原料
学名/Simmondsia chinensis
分類/ツゲ科
主な産地/イスラエル、メキシコ、アメリカ
オイル
主成分/パルミチン酸11%、ステアリン酸71%、アラキンサン14%
触感/さらっとしていてなめらか
浸透性/高い
抽出方法/種子を圧搾
香り/ほぼ無臭(精製)
色味/黄色(未精製)、無色(精製)
主な用途/スキンケア、ヘアケア、マッサージ
ホホバオイルと相性の良い精油
ほぼ無臭で香りの邪魔をしないため、どんな精油とも相性が良いホホバオイルですが、香りを活力としたい時に合わせると良いでしょう
イランイラン
保存性が高いホホバオイルで作ったボディオイルは、作り置きに向いています
オリエンタルな香りのイランイランとブレンドして簡単ボディオイルを作っておけば、天然のフレグランスとして活躍してくれます
シダーウッド
森林の中にいるような、深いウッディーな香りが特徴のシダーウッド
ホホバオイルにブレンドして眠る前に胸のあたりに塗ると、リラックスを誘う香りが自然に広がり、ゆったりした気持ちで眠りに入れます
ラベンダー
リラックスや安心感をもたらしてくれるラベンダーの精油を、ホホバオイルにブレンドしてマッサージなどに活用しましょう
ストレスから肌荒れなどに悩んでいるときには、香りの癒し効果とホホバオイルの保湿でケアをしましょう
カモマイル・ローマン
青りんごのような甘酸っぱくて優しい香りのカモマイルローマン
ホホバオイル10mlに対して、1~2滴をブレンドしてマッサージなどに活用しましょう
ホホバオイルは低刺激なので、3歳以上の子供にも使えます
※使用上の注意を読んでから使いましょう
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