こんにちは
Coconfouato 佐藤です
ターンオーバーの低下や乾燥、血行不良など、様々な原因から、肌のツヤと透明感を損なうくすみやクマ
発生の仕組みを知って予防と対策を図り、美しい素肌を守りましょう
若い人の肌はつやつやしていますが、歳をとるにつれて次第に透明感を失い、肌の色がくすんで暗く見えるようになります
こうした肌の「くすみ」はいくつかの原因により生じてくるので、それぞれのメカニズムに合わせて対策を立てましょう
角質肥厚
表皮の角質層には死んで薄くなった角質細胞が積み重なっています
ターンオーバーが遅くなると、古い角質細胞が残って次第に角質層が厚くなり、「角質肥厚」の状態となります
角質細胞はやや黒ずんだ色をしているため、これが肌表面に分厚くたまると肌の透明感が失われてしまうのです
ピーリングで不要な角質を除去し、新陳代謝を高めることで改善、予防を図りましょう
肌の乾燥も角質肥厚の原因となります
肌が水分不足に陥るとバリア機能が弱まることから、防衛のために角質層が厚くなっていくのです
乾燥が気になるときにはセラミドなどの保湿成分を配合した美容液やクリームを使用し、肌に十分な水分を補うことが大切です
血行不良
冬の寒さなどで血流が滞り、代謝が落ちて肌細胞に十分な酸素や栄養が回らなくなると、肌色が多くくすんで見えることがあります
軽い運動やマッサージ、ツボ押しなどで血行を流しましょう
メラニンの滞留
紫外線などの影響でメラニンが大量に作られると、ターンオーバーでは排出しきれずに肌に沈着し、くすみになってしまいます
美白成分を含んだ化粧品などを用いて、根気よくケアしましょう
その他
自らの皮脂や古くなった化粧品の油分が酸化して起こるくすみもあります
あぶらとり紙などでこまめに皮脂を取ったり、クレンジングをきちんと行うようにし、古くなった化粧品を使わないようにしましょう
また、体内の余分な糖分がタンパク質必須と結びつく「糖化」によって、肌が黄色っぽくなるくすみもあります
これは、食生活において糖質を控え、適度な運動習慣づけることで予防できます
目の下が黒ずんで見える「クマ」があると、必要以上にふけ顔に見えたり、疲れた印象を与えがちです
原因は主に3種類あり、複数同時に起こることもあります
青クマ
目の周辺にある毛細血管の血流が滞る事で現れる青っぽいクマで、肌を引っ張ると青みが薄らぎます
寝不足のほか、鉄欠乏性貧血やバセドウ病、肝臓、腎臓疾患、うつ病などによる血流不足から生じます
単に血行が悪いことが原因の場合は、適度な運動で全身の血液の循環を整え、目元にクリームなどを塗りながらマッサージして血行を促し、新陳代謝の促進を図ると良いでしょう
病気のサインである場合もあるので、体調にも気を配りましょう
茶クマ
紫外線や目をこするなどの刺激で発生したメラニン色素が沈着、滞留してできたシミやくすみが目の下に集合体として現れたものです
表皮でとどまるタイプ、真皮層まで沈着したアザになっているタイプがあり、前者はアトピー性皮膚炎やメイクの落とし残しも原因になります
目の周りの皮膚は薄く、皮脂の分泌量も少ないため乾燥しやすく、目をこするなどの刺激もあるため色素沈着を起こしやすい部分です
日常的に紫外線対策を怠らないことで予防し、美白成分を含んだ化粧品等で日ごろからケアを心がけましょう
黒クマ
加齢とともに下瞼の肌がたるみ、影となって見えるのが黒クマです
新陳代謝が滞ってむくみを起こすと、さらに目立ちます
シミではないので、メイクではなかなか隠せません
適度の運動したり、目の周りのツボ押しでむくみを解消するなどが有効的な対処法です
しわ、たるみ対策に活用されているレチノールやコラーゲンを配合した化粧品でケアをするのも良いでしょう
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