こんにちは
Coconfouato 佐藤です
肌のシミは、日頃の予防と適切な対処で改善を図ることができます
紫外線を防いでストレスを抑え、抗酸化力の高い食事を心がけるほか、美白化粧品や皮膚科、美容皮膚科などを上手に利用することもお勧めです
若い頃にはなかったのに、いつの間にか顔にできている淡褐色のシミは、特に気になる肌トラブルです
シミの原因として、最もよく知られているものは紫外線でしょう
紫外線の光刺激によってメラニンが過剰に作られ、ターンオーバーのリズムも崩れると、メラニンがうまく剥がれ落ちずに肌に沈着してしまい、シミになります
他にも、シミの大きな原因になるのが活性酸素です
活性酸素は体内で日常的に発生していますが、紫外線、ストレス、飲酒や喫煙、激しい運動、食品添加物などの刺激を受けていると過剰に発生します
過剰な活性酸素が体内に有害な影響を及ぼすため、これを除去するためにメラノサイト刺激ホルモンが分泌され、メラニンが大量に作られてしまうのです
さらに、日焼けや摩擦、虫刺され、ニキビなどによる炎症もシミの原因となります
シミには原因別にいくつかの種類に分けられます
顔にできるシミは、主に次の4つです
「老人性色素斑」は、紫外線が原因となり、加齢とともに発生する、最も一般的なシミです
紫外線にさらされやすい額から頬骨の高いところに現れやすく、大きさは数mmから2ｃｍ位になります
最初は薄く、日光を浴びるたびに濃くなる傾向があります
「雀卵斑」はそばかすとも呼ばれ、三角形や四角形をした小さな点状のシミが鼻の周りから頬にかけて広がります
遺伝的な要素が強く、10代から見られます
「炎症性色素沈着」は、ニキビや傷、かぶれなど、炎症を起こした後に色素が沈着するものです
時間の経過とともに消える場合もあります
「肝斑」は、頬骨からこめかみに向かい、左右対象に白くぼんやり現れます
女性ホルモンのバランスの乱れで生じるため、妊娠中や更年期の人に現れやすいしみです
その他にも、老人性色素斑がイボ状に盛り上がる「脂漏性角化症」や、日焼け後の肩から背中にかけて花びらのように広がる「花弁状色素斑」などもあります
シミの原因はいずれも日常的に起こり得るもので、完全に防御することはできません
しかし、シミの種類によっては、まだ薄いうちにに美白化粧品などを取り入れてセルフケアをすることで、ある程度対処することもできます
老人性色素斑の場合、初期の薄いものならば新陳代謝を整えてメラニンを排出し、肌を還元するビタミンC誘導体やビタミンA誘導体などを補うことが効果的と言われています
ただし、できてから時間が経ったシミは、すでに皮膚組織が変性しているので消えません
遺伝的な要素が高い雀卵斑の場合は、体質的にメラニンの生成が過剰なため美白成分の効果が出にくいようです
むしろ、紫外線防止を徹底して、これ以上増えないよう予防することがお勧めです
炎症性色素沈着は、美白成分の効果が現れやすいしみです
新陳代謝を促すビタミンC誘導体やビタミンA誘導体を取り入れ、傷跡等の組織を早く排出させることで薄くなることが期待できます
肝斑にも美白成分や代謝を促すピーリングが有効と言われますが、摩擦で悪化するのでフェイスマッサージは避けましょう
セルフケアだけではなかなか消えないシミも、医学的なサポートで対処できる場合があります
例えば肝斑には皮膚科を受診すると保険適用でトラネキサム酸やビタミンCの入った薬を処方してもらえます
その他のシミについても、美容皮膚科では、一定の色素に反応して薄くするレーザー治療や、薬剤を使って古い角質をはがし、新しい肌を再生させるケミカルピーリングで改善が見込めます
いずれも保険適用外なので、費用や自分のシミに効果がどれくらいあるかを事前によく確認しましょう
いずれにしても、シミはできないようにすることが大切です
日常的に紫外線に気をつけ、生活習慣を整えて活性酸素の発生原因となるストレスを回避することに努めましょう
抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンAなど毎日の食事で取り入れることも大切です
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