こんにちは
Coconfouato 佐藤です
先日ご紹介した体質チェックの8つの性質の特徴についてと養生法についてご紹介したいと思います
当てはまる数が同じ個数であればどれもご自身の体質となりますので、それぞれ読んでご参考にしてください
本日はその第2弾、血虚体質についてご紹介したいと思います
「血」が不足し、体が栄養不足になっている
「血虚」は食べ物から血を作り出す「脾」と、体の隅々へと送る「心」の力が弱まっている為、血を蓄える「肝」だけでなく、体の様々な部位に栄養を行き渡らせる「血」が全身不足した体質です
その為、全身に肌や髪に栄養が行き届かず、肌荒れや抜け毛、爪がかけたり、こむら返りといった不調が起こりがちで、集中力の低下や不眠のほか、精神的にも不安定になりやすく、血行も悪い為、老廃物が溜まりやすくなっています
女性は生理があるため、男性よりも血虚になりやすいと言われています
また、血虚の状態が慢性化すると、妊娠しにくくなる可能性があるので要注意
食事の隔たりや無理なダイエット、寝不足や過労は、血が不足する大きな要因となるので、注意しましょう
体格はどちらかというとやせ型で線が細い人が多く、気虚タイプを併せ持つことが多いのも特徴です
特徴
顔色が悪い
髪がパサつく
肌が乾燥して荒れている
体つきが薄い
疲れ目、目の乾燥
不眠
立ちくらみ、ふらつき
生理不順
気持ちがコロコロ変わりやすい
お勧めの食材と養生法
五性 平、温
五味 甘、酸、鹹
食材
漢方食材:金針菜、クコの実、竜眼肉
薬味など:ごま、なつめ
穀類&豆類:黒米、黒豆、小豆
野菜&きのこ:枝豆、ほうれん草、チンゲン菜、ニンジン、ヨモギ
果物&木の実:ぶどう、栗、ライチ
魚介&海藻:イワシ、カキ、イカ、ひじき、タラ
肉、卵&乳製品:羊肉、卵、牛乳、肝臓肉
調味料:黒砂糖、オイスターソース
飲み物:紅茶
養生法
・血や津液は、陰陽では陰に属している為、陰の物質を増やすには、陰の時間帯である夜にゆっくり休むことが重要。夜更かしをせず早めに就寝しましょう
・補った血を巡らせるためには運動が欠かせません。但し体力にがあまりないので、激しい運動よりも、ウォーキングなどで体の巡りを活発にする運動が適しています
・少ない血を消耗させる行動は控えましょう。鼻血やケガによる出血はもちろん、睡眠不足、偏った食事、ストレス、疲労、長風呂、熱い風呂もけましょう
・鉄分の多い食材を意識して食べ、適度にレバーなど肉類を摂りましょう
・赤い食材、黒い食材、ナッツ類やドライフルーツも良いでしょう
・血が不足している血虚体質の改善には、不足している血を補う食材が適しています。また、エネルギー源となる気を補う食材も合わせて摂りましょう。血の材料となる食材を食べることで、体内環境が変化し、症状が徐々に緩和されます。血をめぐらせる食材の多色は、少ない血を散らしてしまうので、ほどほどにしましょう
・「脾」の働きが弱まっているため、硬いものや脂っこいもの等消化の悪い料理は避けましょう。冷たい飲み物や寒性・涼性の食材も「脾」の働きを弱めるので、取りすぎに注意しましょう。また無理して食べるよりも、お腹がすいたら食べるようにしましょう
鶏肉と椎茸のそぼろ
材料(作りやすい分量)
鶏ひき肉 300g
ほししいたけ 2枚
生姜のみじん切り 1かけ分
サラダ油 小さじ2
オイスターソース 大さじ1
砂糖大さじ 1と1/2
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ1
干し椎茸の戻し汁 50ml
作り方
1、干し椎茸を水で戻してみじん切りにする。戻し汁の50mlを取っておく
2、鍋にすべての材料と戻し汁を入れて、よく混ぜ合わせる
3、弱めの中火にかけ、箸で混ぜながら煮る。ぽろぽろになったら火を強め、水気がなくなるまで炒り煮する
茹でたうどんに、同じくサッと茹でてサヤから出した枝豆をのせ、鶏肉と椎茸のそぼろをかけてジャージャー麵風に食べてもおいしいです
他にも、炒り卵と一緒にご飯にのせてそぼろ丼にしてもおいしいです♪
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