こんにちは
Coconfouato 佐藤です
うるおいのある素肌を作るための要となるのが「保湿」です
肌の保湿のメカニズムと基礎化粧品に含まれる保湿成分について知り、保湿力を高めるために日々のスキンケアを行いましょう
肌の潤いには、表皮の1番外側にある角質層が大きく関わっています
角質層は0.02mmほどの薄さで、レンガのように積み上がった角質細胞とそれをつなぎ合わせるセメントのような役割の角質細胞間脂質で構成されています
健康な肌の場合、角質層には20%ほどの水分が含まれ、十分な水分を保持した肌は弾力性がありでなめらかで、柔軟性もあります
角質層にある水分のうち80%程度保持しているのが、角質細胞間脂質の主な物質であるセラミドで、水を抱き込む親水基と油になじみやすい親油基を持ち、水分の層と脂質の層が交互に並んだ構造(ラメラ構造)を形成します
整った健康なラメラ構造に挟まれた水分は、湿度が0%になっても蒸発しません
しかし、この構造が崩れてしまうと、肌の水分が抜けやすくなり、乾燥気味になります
角質層には、肌内部の水分の蒸発を抑え、外部の刺激から守るバリアの役目もあります
乾燥から肌を守るだけでなく、紫外線、ほこり、花粉などの外からの刺激から肌を保護しているのです
しかし、加齢による自然老化や紫外線による光老化などによってセラミドなどの水分を保持する成分が減少すると、肌は乾燥気味になり、バリア機能も衰えてしまいます
そこで求められるのが保湿を目的としたスキンケアです
ただし、肌の潤いは肌そのものの保湿物質によって保たれるものなので、外側から肌に水分を補って乳液などの油分で覆っても守ることができません
角質層が水分を保持する力を補う保湿成分の入った化粧水や美容液、乳液、クリームなどの基礎化粧品を使い、肌の保湿力を高めるケアを行うことが大切です
基礎化粧品に使われている代表的な保湿成分は、大きく3つのタイプに分けられます
1つは、水分を挟み込む保湿成分であるセラミドやレシチンです
セラミドは前述のように角質層にある角質細胞間皮質の1つで、水分をサンドイッチのように挟み込んで角質層に閉じ込めて保持します
レシチンは体内のあらゆる細胞に存在する成分です
大豆から抽出することができ、水分保持力はセラミドに比べるとやや劣りますが、比較的安価なためよく使用されています
2つ目は、水分を蓄える保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲンで、基礎化粧品に含まれるこれらの成分は表皮の保湿力を高めるためのものです
ヒアルロン酸は肌の真皮にある物質で、1gで600mlもの水を保持すると言われていますが、加齢とともに減少します
コラーゲンも真皮にある物質です
3つ目は、水分と結合する保湿成分である天然保湿因子(NMF)やグリセリンです
天然保湿因子は角質層の水分の18%ほどを保持する成分で、アミノ酸や尿素などがこれにあたり、ローションやクリームの素材としてもよく使われています
これまでにあげた成分に比べると保湿力は落ちますが、さらっとして肌なじみが良いのが特徴です
グリセリンはアルコールの1種で、多くの化粧品に配合されています
化粧水は、指や手のひらで肌にやさしく馴染ませるようにしましょう
手のひらで叩くようなパッティングは肌へのダメージにつながったり、コットンを使うと繊維による刺激で肌を傷つけてしまうこともあるので、優しく肌に触れることを最優先にすることが大切です
下記の化粧水の付け方を参考に、正しい保湿ケアを行いましょう
化粧水の付け方
1、適量を手に取る
製品の説明書通りの適量(目安は500円玉大程度)を手に取り、手のひらを擦り合わせるようにして両手に広げます
2、手のひらで馴染ませる
その手で頬を包み込むようにして、化粧水を顔全体になじませます
3、指の腹で馴染ませる
中指と薬指の腹で、顔の内側から外側へ、鼻は上から下へなじませて行きます。皮膚の薄い目元や口元は押しすぎないよう注意しましょう
4、軽く抑えて仕上げる
最後に、目の周り、頬から顎のラインを軽く抑えて、しっかりとなじませます
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