こんにちは
Coconfouato 佐藤です
今日はキャリアオイル 「カレンデュラオイル」 のご紹介をしたいと思います
カレンデュラは明るく濃いオレンジ色の花が特徴で、土壌や気候を選ばず栽培しやすいキク科の植物です
別名でマリーゴールドとも呼ばれますが、これはキク科のコウオウソウの内、草花として栽培される植物の総称で、カレンデュラはその中でもトマトのような青臭さのあるポットマリーゴールドのことを指します
和名はキンセンカです
薬草としての歴史は古く、中世の頃から傷の消毒や消炎、潰瘍の治療などに用いられていました
現在でも、化粧品やハーブティー等に活用されています
カレンデュラ単独ではオイルを抽出できず、花を他の植物油に浸してエキスを引き出して浸出油(インフューズドオイル)をつくります
ベースの植物油にはひまわり油を使用するのが一般的で、浸出油は鮮やかなオレンジ色です
カレンデュラオイル自体は、他のオイルに比べてビタミンAやフラボノイドが豊富で、乳幼児や妊娠中の人にもマッサージオイルとして使用することが可能な優しい成分ですが、全体の成分を浸出液となる植物油の成分に左右されてしまうので、使用の際には成分表示を確認するなど注意が必要です
そのままマッサージに使用できますが、肌の滑りをより良くするために、さらりとした手触りのグレープシードオイルなどに20%ほどブレンドして使うのが一般的です
その他、ハンドクリーム等を作る際にも、ミツロウにブレンドして使われています
浸出液として一般的なひまわり油は酸化しやすいため、開封後は酸化しにくいホホバオイルなどとブレンドし、冷蔵庫で保管して3ヶ月以内に使い切りましょう
キャリアオイルデータ
原料
学名／Calendula officinalis
分類／キク科
主な産地／アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ
オイル(ひまわり油を浸出油に使用した場合)
主成分／リノール酸60～70%、オレイン酸14～35%、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、フラボノイド他
触感／比較的なめらか
浸透性／比較的高い
抽出方法／花を浸出
香り／コクのある強い香り
色味／鮮やかなオレンジ色
主な用途／スキンケア、ヘアケア、マッサージ、リップケア、ベビーケア
カレンデュラオイルと相性の良い精油
カレンデュラオイルは、薬草を感じさせる独特な香りとオイル臭が比較的強い為、甘くて深みや強さのある香りの精油と組み合わせると、より快適に使用することができます
ティートゥリー
ティートゥリーのシャープなハーブの香りは集中力を高めてくれるのと同時に、カレンデュラオイルのオイル臭を緩和してくれます
カレンデュラオイルとブレンドした香油を持ち歩き、仕事中の気分転換などに香りを取り入れましょう
カモマイル・ジャーマン
鼻にツンとくる強い香りのカモマイル・ジャーマンとのブレンドは、カレンデュラオイルの香りが苦手な人に特にオススメです
マッサージオイルやローションにするなど、ボディケアに活用できます
ラベンダー
さわやかなフローラルの香りが特徴のラベンダー
カレンデュラオイルと組み合わせることで、フラワーパワーたっぷりのマッサージオイルになります
夜寝る前に、首や肩の緊張ほぐすようにマッサージするのがオススメです
イモーテル
ラズベリーのようなフレッシュさと蜂蜜のような甘い香りを併せ持ち、化粧品などにもよく用いられている精油です
カレンデュラオイルと組み合わせて作るクリームは、乾燥の季節のボディケアなどに活躍してくれます
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