こんにちは
Coconfouato 佐藤です
今日はハーブ 「パプリカ」 のご紹介をしたいと思います
パプリカは、茎の節に葉が1枚ずつ互い違いにつき、白い花を咲かせます
大航海時代に南米からスペインに持ち帰られた唐辛子が世界各国に広がり、16世紀にハンガリーで辛味がないように品種改良されたものがパプリカと呼ばれるようになりました
ハンガリー産のパプリカは、唐辛子のような長円筒形をしていて、日本で流通している肉厚でピーマンに似たベル形のパプリカとは別の品種です
糖分が多く、他の国で栽培されたものよりも甘みが強いのが特徴です
パプリカを乾燥させてパウダー状にしたパプリカパウダーはスパイスや着色料として使われます
ハンガリーやトルコではローストされたものが一般的で、赤黒い色でトマトのようなコクとスモーキーな香りがします
煮込み料理やサラダなど東欧の食卓に欠かせないポピュラーなスパイスです
ベル形のパプリカは、果実の先端が凹んでいて、赤、黄色、オレンジのほか、紫や茶、黒などのカラーバリエーションがあります
パプリカの栽培方法はピーマンとほとんど同じですが、収穫までに時間がかかります
種子からの栽培は難易度が高めなので、苗を植え付けるのがお勧めです
植え付けの時期は、気温が22度を超える5月上旬から6月上旬頃が適しています
株と株の間をあけて、十分に果実に日が当たるようにし、浅めに植えるのがポイントです
ある程度成長するまでは風などで倒れやすいので、支柱を立てると良いでしょう
未熟果を収穫するピーマンと異なり、3週間ほど時間をかけてしっかり色づいた、完熟したものを収穫します
スパイスや着色料に使うパプリカパウダーの色素は油に溶けやすいので、油を使う料理に加えると鮮やかに色づきます
煮込み料理に加えると味に深みが増します
牛肉や玉ねぎなどと一緒に煮込むグーラッシュ(グヤーシュ、グラーシュ)は、ハンガリーを始めとする東欧の代表的な料理です
ピラフやサラダ、クリーム系の料理の仕上げにふりかけると、見た目にも鮮やかなパプリカの赤色がアクセントになります
野菜として食べられているパプリカは、抗酸化作用が高いことで知られ、アンチエイジング食材としても取り入れられます
ビタミンをたっぷり摂取するには生で食べるのが最適です
色によって多く含まれる栄養成分が異なり、赤はβ-カロテンとカプサイシンが、黄は肌の老化を防ぐルテインが豊富で、オレンジは赤と黄の栄養成分をバランスよく含みます
パプリカは糖分を多く含んでいるので、熱を加えることで甘みが引き出されます
パプリカに含まれるβ-カロテンは熱に強く、油と一緒に料理することで栄養成分を効果的に吸収することができます
ただし、紫、茶、黒のパプリカは、加熱すると緑に戻るので、色を生かした料理にしたい場合は、生のままで使うようにしましょう
パプリカの活用法
スペインでタパス(小皿料理)として親しまれているタコのガリシア風は、ゆでたタコをそぎ切りにして皿に並べ、塩とオリーブオイル、少量のチリペッパーをかけ、最後にたっぷりのパプリカパウダーをふりかけた逸品です
パプリカパウダーは、ひき肉の下地として練り込むとコクが出ます
クローブやクミンとも合わせやすいので、複数のスパイスを合わせて作るシーズニングにもお勧めです
野菜のパプリカは、夏野菜で作るラタトゥイユや、鶏ひき肉とパプリカ、バジルの炒めご飯に目玉焼きをのせたタイ料理のガパオライス、マリネ液に漬け込みのピクルスなど、幅広い料理に利用できます
形状別活用法
スパイスのパプリカは、パウダー状のものが一般的です
野菜のパプリカは生のものをそのまま、もしくは調理して使います
利用部位
スパイスや野菜として食すパプリカは、種類は異なりますが、どちらも果実が利用されます
フレッシュであれば、葉を食べることもできます
入手方法
パプリカパウダーはスーパーのスパイス売り場、野菜のパプリカは野菜売り場などで販売されています
苗は園芸店などで入手できます
分類
ナス科トウガラシ属
収穫部位
果実
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