こんにちは
Coconfouato 佐藤です
今日はキャリアオイル 「カスターオイル」 のご紹介をしたいと思います
日本ではヒマシ油の名前でも知られているカスターオイル
トウゴマの種子を圧搾して採取したキャリアオイルで、非飽和脂肪酸であるリシノール酸やオレイン酸、リノール酸など良質の脂質を含んでいるのが特徴です
日本では下剤として経口使用されることもあり、薬局で販売されています
インドの伝統医学アーユルヴェーダでも下剤として経口使用されるほか、腰痛や胸膜痛、坐骨神経痛、リウマチなどの塗り薬としても用いられたり、アラブでは産後間もない母親の乳首の痛みの緩和や、出産後の母親の抜け毛予防として塗布されたりしています
欧米では「パーマ・クリスティ(キリストの手)」と呼ばれます
これはキリストが人々の体の不調な部分に手を当てて癒したと言う聖書の記述に由来しており、カスターオイルにはそれほどの力が秘められていると言うことを表現したものです
蜂蜜のように重くねっとりとした感触で、キャリアオイルとして単独でマッサージなどに使用するには不向きの為、スイートアーモンドオイル等にブレンドして用います
美容に貢献度の高いオイルの代表的存在であり、高い粘度は化粧品の原料にとても向いています
リップクリームや保湿クリーム、シャンプーなどによく利用されます
単独では、爪や髪の保湿、乾燥が気になる部分の保湿、メイク落としなどに活用できます
酸化しにくいオイルなので、酸化しやすいキャリアオイルの保存性を高めるためにブレンドするのもオススメです
キャリアオイルデータ
原料
学名／Ricinus communis
分類／トウダイグサ科
主な産地／アメリカ
オイル
主成分／リシノール酸87%、オレイン酸7%、リノール酸3%
感触／ねっとりとおもい感触
浸透性／低い
抽出方法／種子を圧搾
香り／わずかに独特の香りがある
色味／無色
主な用途／スキンケア、ヘアケア、マッサージ、リップケア
カスターオイルと相性の良い精油
酸化に強く、スキンケアなどにも活用できるカスターオイル
精油とブレンドして香油や保湿オイルにと様々な使い方ができます
マッサージに使用する場合は、肌滑りを良くするためにスイートアーモンドオイルなどとブレンドしてください
ペパーミント
すっきりさわやかな香りのペパーミント
カスターオイルにブレンドして作った香油は、爽快な香りが長持ちします
外出先にも持ち歩け、眠気覚ましに香りをかいだり、手首につけたりして活用できます
ベルガモット
甘みのある穏やかな柑橘の香りが特徴のベルガモットは、光毒性があるので、酸化に強く全身に使えるカスターオイルとブレンドし、保湿オイルとして夜のスキンケアなどに活用するのがお勧めです
ジュニパー
ウッディで爽やかな香りのジュニパー
スキンケアにも幅広く使われるカスターオイルとブレンドすると、乾燥肌の保湿オイルなどとして活用できます
香りで気分転換したい時にもぴったりです
ジンジャー
カスターオイルと同じくアーユルヴェーダで重宝されているジンジャー
スパイシーな香りがカスターオイルの独特な香りを和らげてくれるので、マッサージなどに用いる場合にブレンドするのがお勧めです
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