こんにちは
Coconfouato 佐藤です
毎日当たり前のように口にしている食品は、私たちの心身の健康にどのように働き、関わっているのでしょうか
食品の持つ3つの機能に注目してご紹介していきたいと思います
人々の食事で口にする食品(飲食物)に含まれる栄養素は、生命活動を維持する上で欠かせないものであるだけでなく、おいしい食事が心も豊かに満たしてくれます
食品がもたらすこのような効能を「食品の機能」と言い、その働きによって次の3つに分けられています
・一次機能(栄養機能)
タンパク質や糖質、脂質などの5大栄養素を補給して、生命を維持し、体を作る働き
・二次機能(感覚機能)
味や香り、食感などにより五感に影響与えて、おいしさを感じさせる働き
・三次機能(生体調節機能)
体の調子を整えて、病気や老化の予防に関わる働き
食品の機能として筆頭に上がるのは一次機能である栄養機能ですが、いくら栄養価が高く体に良くても、匂いや味が悪いと食べにくいものです
そこで、おいしさを感じさせる二次機能が重要になります
食品を前にすると、人は見た目や匂いから食欲を感じ、口に入れてからは味や食感、香り、形状等を感じます
五感を担う感覚器官で受け取ったこれらの刺激が神経を通って脳に伝えられることで、食物の風味などの「おいしさ」を感じるのです
それに、おいしいと言う感覚は、脳を刺激して唾液や胃液、膵液などの消化液の分泌を促進させます
二次機能は食べた物の消化吸収を助ける働きも担っていることになります
二次機能が働くための重要な要素は、嗅覚や味覚を刺激する香りや味です
香りの元になるのは食品に含まれる香味成分で、酒類に含まれるアルコール類や、果物のエキス類、食酢の酸類、魚介類や肉類のアミン類などがあります
また、食品の味には、甘味や塩味、旨味、酸味、苦味という5つの基本味(下記)のほか、えぐみや渋み、辛味があります
苦味などはほのかに感じられることで、風味のアクセントになります
5つの基本味ともとになる物質
甘み 主な物質 糖類 含まれる食品 佐藤など
塩味 主な物質 塩化ナトリウム 含まれる食品 塩など
うま味 主な物質 イノシン酸 含まれる食品 かつお節など
主な物質 グルタミン酸 含まれる食品 昆布など
主な物質 テアニン 含まれる食品 緑茶など
酸味 主な物質 酸 含まれる食品 酢、未熟な果実など
苦味 主な物質 カフェイン 含まれる食品 コーヒーなど
主な物質 テオブロミン 含まれる食品 チョコレートなど
主な物質 フムロン 含まれる食品 ビールなど
主な物質 リモネン 含まれる食品 柑橘類など
食品の三次機能(生体調節機能)とは、健康維持と病気予防を助けるものです
人体には、食物の消化吸収に影響する消化系、血圧やコレステロール値に関わる循環系、気持ちの高ぶりや鎮静に作用する神経系、体調のリズムを整える内分泌系、病原体などから身を守る免疫系などの機能が備わっています
食品に含まれる成分のうち、これらの機能に働きかけるものを「機能性成分」といいます
食品の三次機能は、この機能性成分の働きによるものです
機能性成分は、5大栄養素(糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル)のように生命活動を維持するために絶対に必要なものではありませんが、健康的に生きるために有用なものです
三次機能担う機能性成分の作用
代表的な機能性成分とその作用は次の通りです
消化系
オリゴ糖、カゼインホスホペプチド、食物繊維、大豆サポニンなど
コレステロールと結びつきやすい胆汁酸の吸収を阻害し、胃液の分泌を抑制するほか、カルシウムの吸収を高めます
循環系
エイコサペンタエン酸(EPA)、植物フラボノイド、リノール酸、レシチンなど
血圧の上昇と効果をコントロールするほか、毛細血管を強化したり血小板凝集を抑えます
神経系
カフェイン、テオフィリン、α-リノレン酸など
記憶や集中力を向上させ、腸の蠕動運動を整えるほか、心臓の正常な働きにも作用します
内分泌系
ポリフェノール、乳汁中に含まれるホルモンなど
ホルモンの分泌を促すだけでなく、各種ホルモンと同じ作用をもたらします
免疫系
カロテノイド、β-グルカン、免疫グロブリン、α-リノレン酸など
細胞の突然変異による発癌の抑制や、アレルギー反応を低減させる作用があります
機能性成分が持つ作用に期待して、特定の成分を効率よく取り込めるよう加工した食品を「健康食品」「機能性食品」といいます
健康維持や美容などの目的で、日ごろからこうした食品を利用している人も少なくないでしょう
日本では、市販されている製品のうち、国が定めた安全性や有効性に関する基準などを満たしたものには「特定保健用食品(トクホ)」などの名称と機能が表示されています
下記の分類を知っておくと、商品選びの参考になるでしょう
健康食品
保健機能食品
特定保健用食品(トクホ)
・健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、「コレステロールの吸収を抑える」などの機能表示が許可されている商品
・食品ごとに消費者庁長官が許可する
栄養機能食品
・食生活で不足しがちな特定の栄養素を補える食品
・特に届け出などをしてなくても、基準を満たしていれば表示できる
機能性表示食品
・事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品
・消費者庁長官に届け出されているが、特定保健用食品(トクホ)と違って食品ごとに審査、許可を受けたものではない
上記以外の健康食品
・栄養補助食品、健康補助食品、栄養調整食品など様々な呼び方がある
・機能性を表示する事は認められていません
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