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Coconfouato 佐藤ですニコニコ

 

 

「アロマテラピーの主な基材」でご紹介したように、精油の希釈にはキャリアオイル以外にも様々なものが使われます

まずは、ミツロウに代表される天然ワックスについてご紹介したいと思います

 

 

ワックス(ロウ)は、広義として「動物や植物の油脂から採取され、水の沸点(100℃)より低い融点を持ち、常温で固体、加熱すると液体になる」性質のもので、水になじみにくく、適度な硬さがあり、光沢に優れていて、気化すると燃焼するという特性があります

 

キャリアオイルに比べて油っぽさは感じにくいですが、肌にもよく馴染むため、アロマテラピーの基材としてよく使われます

似た性質の基材に植物性バターがありますが、常温ではワックスの方が硬くなります

 

アロマテラピーの基材として使われるワックスにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります

保湿力が高く、キャリアオイルなどと組み合わせて硬さを自由に調節できるミツロウ、固めのテクスチャーが特徴のキャンデリラワックス、つや出しになるカルナウバワックス、口紅や日本古来のろうそくに用いられるモクロウのほか、キャリアオイルとして紹介されることもあるホホバオイルも成分的には植物性のワックスに属し、低温になると固形化します

 

ワックスのメリットは、温度にさえ気をつけていれば常温でも固形で、容器から漏れる心配がないことです

精油をブレンドすると、練り香や保湿アイテム、整髪剤などになります

適量を取りやすく、様々な用途に使えるので持ち歩きにも便利です

 

 

●ミツロウ

ミツバチの腹部にある「ろう腺」から分泌されます

未精製のものは黄色く、花粉やプロポリス(樹木の蜜をミツバチが集め唾液とともに噛み続けたもの)を含むため独特の甘い香りがあるのに対して、精製されたものは白く、不純物が含まれていないので香りが少ないのが特徴です

比較的入手しやすいためワックス類の中ではポピュラーで、クリーム類からキャンドルまで幅広く用いられます

 

●キャンデリラワックス

メキシコ北部やアメリカ南部の砂漠地帯に生息するタカトウダイ草などの植物から抽出されます

この植物は温度差の激しい高地に生息しているため、水分の蒸発を防ぐ目的で良質のロウを分泌します

口紅の原料としても使われており、スティック状のリップクリームや軟膏、石鹸など、特に硬いテクスチャーに仕上げたいアロマクラフトに向いているワックスです

 

●カルナウバワックス

ブラジル地方に自生するカルナバヤシの木から抽出されるワックスで、ミツロウより硬い仕上がりと濃い黄色が特徴です

他のワックス類に比べて、毛穴を詰まらせにくいことから、毛穴の目立ちが気になる肌の保湿ケアにお勧めです

リップバームに用いるとつや出しにもなります

 

●モクロウ

モクロウ(木蝋)は、櫨の実から抽出されます

日本では和ろうそくの原料を始め、鬢付け油、織物のろうけつ染めなど、日本文化の中で重宝されてきたワックスです

他のワックス類よりも融点が低く柔らかいので、肌が弱い人の保湿ケアにも向いています

柔らかな手触りに作りたい石鹸にもお勧めです

 

 

 

 

 

 

 

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