こんにちは
Coconfouato 佐藤です
アロマテラピーは私たちの心や体の健康に役立つものですが、その大前提となるのは、日頃の健康管理です
栄養・運動・睡眠など、健康の基礎知識について考えてみましょう
健康とは、身体的・精神的・社会的に健全な状態を指します
私たちの体にはホメオスタシス(恒常性)が備わっており、ちょっとした体の不調なら自然に回復したり治癒しますが、偏った食事や睡眠不足などで生活のリズムが乱れた生活が続くと、ホメオスタシスを維持することができなくなります
ウィルスや細菌などの外的な要因に負けず、体を健康に保つためには、栄養・運動・睡眠の3つを健康の柱と捉えて、規則正しい生活を送ることが大切です
栄養学において「栄養」とは、食物を摂取し、それを利用して生命活動を維持する営みのことを言い、そのために体外から取り入れる物質のことを「栄養素」といいます
食事は、私たちの生命を維持するために必要な栄養素を体内に取り入れる行為です
生まれた時からこれまで食べてきた食事に含まれる栄養素が、現在の自分の体の筋肉や骨、内臓や細胞を作ってきています
食事をしなければ体の成長や活力に影響が出ますし、しっかり食べていても、バランスよく効率的に食事をすることが必要です
食品に含まれる栄養素のうち、「糖質」「タンパク質」「脂質」を3大栄養素と言い、これに「ミネラル(無機質)」「ビタミン」を加えて5大栄養素と呼びます
これらは体内でエネルギー源として使われたり、体を構成する成分になったり、代謝などの体の調整にも使われます
さらに、栄養として体に吸収されはしないものの生活習慣病などに役立つことから、「食物繊維」を加えて6大栄養素と呼ぶこともあります
健康な体を保つためには、6つの栄養素それぞれの働きを知り、バランスよく摂取することが大切です
糖質は、脳や体の活動にすぐに利用できるエネルギー源です
「空腹で元気がなかったけれど、おにぎりを食べたら元気が出た」と感じるのは、米に含まれる炭水化物が糖に分解され、素早くエネルギーとして活用されるためです
1日に必要なエネルギーの50~60%を糖質から摂ることが理想とされています
タンパク質は、筋肉や臓器、血液、皮膚など、体を構成する各機関の主成分であると同時に、ホルモンや各種の酵素の成分にもなります
肉や魚などに多く含まれ、消化によってアミノ酸に分解された後、筋肉、臓器などの成分に作り替えられます
脂質は効率の良いエネルギー源であると同時に、体脂肪として蓄えられ、内臓を保護し、体を構成する成分となります
ただし、摂りすぎると体脂肪が増えるだけでなく、脂質異常症や動脈硬化の原因ともなります
ビタミンは、栄養素の代謝をサポートし、体の働きを正常に保つ役割を果たしています
A群、B群など様々な種類があり、作用も異なります
カルシウム、鉄、ナトリウムなどのミネラルは、体の機能を調整する栄養素です
日本人に不足しがちと言われているカルシウムは骨と歯の成分でもあるため、骨粗しょう症予防のためにも意識して摂りましょう
食物繊維は、エネルギー源や体の構成成分にはならないものの、腸内環境や便通を整える働きがあります
血中コレステロールや血糖値の上昇を抑える働きもあるので、中性脂肪や糖尿病が気になる人も積極的にとると良いとされています
こうした多彩な栄養素をバランスよく摂取するために、毎日の食事で「何を」「どれくらい」食べたら良いのかの目安を示しているのが、「食事バランスガイド」(厚生労働省・農林水産省)です※リンク先参照
これには、毎日の食事を主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つの料理グループに分け、「何を」「どれくらい」食べたら良いか(一般的な成人の場合)の指針が示されており、量的な基準は、料理の主材料の栄養素量や重量に基づいています
しかし、食事に関して医師による健康管理上の指示を受けている人は、その指示に従う必要がありますので注意してください
毎日の食事から、適正体重を保った上で、元気に過ごせるエネルギー量の範囲でバランスよく栄養素を摂取できるように、このガイドを活用し、健全な食生活を送れるようにしましょう
健康な体作りに必要な6大栄養素
糖質
穀類、いも類、砂糖類など
体を動かすエネルギー源(1gで4kcal)で、体内ですぐに消化され、エネルギー源になります
たんぱく質
肉、魚、大豆、豆類など
皮膚・髪・筋肉・内臓など、体を構成するすべての細胞の元となる栄養素です
脂質
肉・魚・乳製品など
高効率なエネルギー源(1gで9kcal)。ホルモンや細胞膜の構成成分で、脂溶性ビタミンの吸収や貯蓄にも働きます
ビタミン
野菜・果物など
新陳代謝を促す酵素の働きを助けます。水溶性と脂溶性があり、体内では作ることができない栄養素です
ミネラル
乳製品・小魚・海藻など
骨や歯を作る元となったり、体の機能を維持・調節したりする働きがあります
食物繊維
野菜・果物・穀物・海藻など
水分を吸収して腸の働きを助けたり、糖質の吸収を抑えます。水溶性と脂溶性の2種類があります
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