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ナイル川を中心に、長きにわたって栄えた古代エジプト

香りの文化はエジプトの地から始まりました

当時の人々が香りをどのように使っていたのか、歴史の扉を開けてみましょう

 

 

エジプトの歴史のうち、紀元前3000年頃に始まった第一王朝から紀元前332年までの時代を古代エジプトといいます

 

当時のエジプト人はラー(太陽神)を祀る際に、香りを捧げて礼拝したと言われています

日の出の時刻に乳香(フランケンセンス)、正午には没薬(ミルラ)、日没には練香(キフィ)がそれぞれ使われました

この3つの香りこそが古代エジプトにおける重要な香りでした

 

乳香はボスウェリア・カルテリという木の樹脂で、火にくべると松ヤニのような香りと甘い香りを発します

古代エジプトでは、火によって生じる香りは煙とともに天に上り、神に通じるとされており、神聖な儀式や神を祀る際には、乳香の香りが不可欠とされていました

 

没薬はやや赤褐色の樹脂の塊で、甘くスパイシーな香りがします

ミイラを作る際に、他の香料とともに没薬も死体の中に埋め込まれ、防腐として使われていたと言われ、日本語の「ミイラ」と言う言葉は、ミルラに由来すると言う説もあります

乳香と同様に薫香としても使われていたようですが、苦味を感じるような香りから、薬としての利用が多かったようです

 

練香はワインをベースに乳香やサフランなどの成分を配合した香料で、安らかな眠りを誘うとされました

配合の作業は神殿で聖典を読み唱えながら行っていたほど神聖な行事とされていたそうです

 

 

古代エジプトにおける香りの文化は、ファラオを始めとする貴族や高官たちのものでした

 

紀元前2000年頃に書かれたパピルスの本によれば、上流階級の人々は練香を焚き、その煙を浴びて体に香りをつけたり、式典を行うときには会場に香料をつるして、床にバラの花を敷き、香りを漂わせたりしました

さらに、良い香りの息を吐くために香りのついたタブレットを口に含んだり、食べ物や砂糖菓子、シャーベットにも香りをつけるなど、ふんだんに香料を使っていたのです

祭日になると広場では香油が焚かれ、一般の人々にも香りを楽しむ機会がありました

 

 

女性にとって身近だった香りは、化粧品に使われる香料でした

遺跡からは香料入りのスキンクリームなどが発掘されており、エジプトの壁画やツタンカーメンのマスクに見られる特徴的な目の縁取りには、乳香が使われていたと言う説もあります

 

当時の化粧のうち、1番重要とされたのはアイメイクです

まず最新の注意を払ってまぶたの上下に緑の影をつけ、まゆには濃い灰色の粉をぼかして塗ります

仕上げに「コール」と言う黒い粉で目の縁を横に長めに強調して完成です

そのコールには、乳香を始めとした芳香樹脂が混ぜられていたと言われています

それぞれの色素にはタイムやマジョラムも配合されていました

以降、香料の嗜好は一般の人々まで広まり、それが後にギリシャ、ローマへと伝わって行きます

 

 

 

 

 

 

 

 

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