こんにちは
Coconfouato 佐藤です
今日はハーブ 「ナスタチウム」 のご紹介をしたいと思います
ナスタチウムは蓮の葉を小さくしたような丸い形の葉に、ビビットな朱色や黄色、オレンジ色の花をつける、観賞用としても人気のハーフです
食用しての歴史は古く、古代オリエント時代には花をサラダとして食していたと言われています
花以外の部位はルッコラやクレソンと同じように肉料理の付け合わせや薬味として使いますが、味はこれらよりも辛く、ワサビに近いシャープさがあります
この独特の辛味から、ナスタチウム(Nasturtium)と言う名はラテン語の「鼻(nasi)」と「ゆがむ(tortium)」に由来すると言われています
学名のトロパエオルム (Tropaeplum)は、トロフィーを意味するギリシャ語のトロパイオン(tropaion)に由来し、花を戦闘時の兜に、丸い葉を盾に見立てたところから名付けられました
組み合わせによって、他の植物の成長を助けたり病虫を防いだりする効果がある「コンパニオンプランツ」としても知られ、ヨーロッパではよくラディッシュやジャガイモのそばにナスタチウムが植えられています
日が当たる場所ならキッチンでも育てられます
ただし、極端な暑さや寒さには弱いので、真夏の直射日光を避け、半日陰の涼しい場所に移動させるようにしましょう
種子は固いので、種子から育てる場合は一晩水につけておくと発芽しやすくなります
夏に株元から20cm位残して切っておくと、秋にまた花を咲かせます
垂れるように伸びる草姿を生かして、ハンギングバスケットに仕立てたり、プランターの縁に合わせて育てるのに向いています
ナスタチウムには「インディアンクレソン」と言う別名があり、クレソンと同じような使い方をします
ナスタチウムの柔らかい若葉や花は、生のままサラダに加えたり、サンドイッチや巻き寿司に入れると、程良い辛味が味のアクセントになります
辛味の強い大きな葉や厚みのある葉は、肉料理の付け合わせに向いています
鮮やかな色の花はエディブルフラワーとして料理やデザートで飾りつけると華やかないっぺんに
ボリューム感のある八重咲きのナスタチウムを使うと、より見栄えがします
つぼみと実は、酢漬けもしくは塩漬けに
刻んでドレッシングの材料にしたりマヨネーズに混ぜるなど、ケッパーの様に用いると、いつもとは一風変わった味わいになります
わさびのような辛味があるので和食との相性もよく、実をすりおろしたものが薬味やタレの香り付け、和え物に用いられています
摘み取ってから使うまでの時間が空いてしまうときは、香りや味をできるだけ維持するために、葉と茎はふわっとキッチンペーパーで包み、密封容器に入れて冷蔵庫で保存します
花は傷みやすいので、使う直前に収穫するようにしましょう
ナスタチウムの活用法
ピリッとした辛味が、味に主張のある油の乗った豚肉や羊肉、鴨肉などの少し臭みのある肉類を使った料理と好相性です
初春や初秋に収穫したものは成長がゆっくりなので、しっかりとした辛味があります
大きな葉や厚みのある葉で辛味が強すぎるものは、油でさっとあげたり、オリーブオイルでソテーすると食べやすくなります
花はシロップにつけておくと色がしみ出し、ゼリーやシャーベットに利用できます
実は酢漬けにすると料理のアクセントになります
形状別活用法
主に生のまま使用します
葉は、使う1~2時間前に水に浸し、ザルに引き上げたら広げて水気を切ります
花は痛むので、なるべく洗わずに使います
利用部位
若葉や成長期の葉は柔らかく、サラダや料理のトッピングに向いています
成長の遅い時期の濃い緑色の葉は肉料理の付け合わせに
花は飾り付けに使います
入手方法
スーパーマーケットの野菜売り場にはあまり置かれていませんが、園芸店やホームセンターなどでは苗や種を容易に入手することができます
分類
ノウゼンハレン科キンレイカ属
収穫部位
葉、花、つぼみ、茎、実
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