こんにちは
Coconfouato 佐藤です
空気が乾燥する秋は、肺の機能が弱まると言われています
銀杏はイチョウの実で、肺の働きを助けると言われています
肺の陰を補う働きがあり、肺に潤いを与え、咳や痰、かすれ声、喘息の症状を和らげる作用がある銀杏は、秋にぴったりの食材です
また、抗炎症作用や体内から漏れているものを止める作用があるので、頻尿、おりものが多い人にも良いでしょう
近年の研究では、銀杏とイチョウの葉に免疫機能を調節する働きがあるとも報告されています
銀杏は生薬の「白果(ハクカ)」としても使われている、作用の高い食材です
ただし、軽い毒性があるので、多食に気をつけ、常食は避けましょう
銀杏はイチョウの実の中の硬い殻に包まれた胚乳の部分を食用にします
4割程度が炭水化物で、タンパク質や脂質、カロテン、ビタミンC、カリウムなどの栄養素がバランスよく含まれていて、昔から民間療法の薬として利用されてきました
果肉はとても匂いが強く、ギンコール酸と言うアレルギー物質が含まれているので、素手で触るとかぶれることがあります
また、可食部分にはビタミンB6の作用を妨げるメチルピリドキシンと言う中毒物質が含まれていて、解毒能力の弱い幼児では7、8粒食べると中毒が起こることもあるので、食べ過ぎには注意しましょう
豆知識
銀杏葉(ギンキョウヨウ)
胃腸の葉は生薬の「銀杏葉」となり、咳止めや痛み止めに使われます
また、お茶としても飲まれ、最近では物忘れやボケ防止に良いとされ、注目を集めています
簡単な殻のむき方
ペンチなどで軽くヒビを入れたら、10個程度封筒に入れて500ワットで60秒温める
熱いうちに薄皮赴く
十分加熱して食べる
生では毒性があるため、十分に加熱して食べます
銀杏のデータ
五味 甘・苦・渋
五性 平
帰経 肺・腎・脾
体質 気虚・陰虚
英名 Ginkgo nut
和名・別名 銀杏
エネルギー(100g中) 171kcal
糖質量(100g中) 33.4g
食品成分表(可食部100gあたり)
タンパク質 4.7g
脂質 1.6g
炭水化物 34.8g
無機質
カルシウム 5mg
鉄 1.0mg
ビタミン
A β-カロテン当量 290μg
B1 0.28mg
B2 0.08mg
C 23mg
効果アップの組み合わせ
免疫力アップに
銀杏+干し椎茸
戻した干し椎茸と銀杏で、炊き込みご飯にします
銀杏の免疫力アップ作用に、椎茸の抗ガン作用が加わり、病気に負けない体をつくります
咳止めに
銀杏+豆腐
鶏がらで出汁をとってスープにします
銀杏も豆腐も肺の働きを高めて、咳を止める効果があるので、空咳が続く時などにオススメ
肺を潤す作用がアップ
銀杏+レンコン
肺の機能を高める組み合わせです
粘膜を潤す作用もあるので、乾燥した秋の空気から喉を守ってくれます
レンコンは皮のまま調理しましょう
銀杏とレンコンのピリ辛炒め
材料(2人分)
銀杏 12個
れんこん 200g
ごま油 小さじ1
鷹の爪の小口切り 少々
〈A〉
醤油 小さじ2
砂糖 小さじ1/2
酒 大さじ1
1、銀杏は殻をペンチなどで割って実を取り出す。鍋に沸かした湯に入れて中火にし、箸で転がしながら薄皮をむいてザルにあげる。レンコンはよく洗って、皮のまま乱切りにする
2、フライパンにごま油を熱し、レンコンを炒める
3、レンコンが半透明になり火が通ったら、銀杏と鷹の爪、混ぜ合わせた〈A〉を加えて炒め、汁気がなくなったら皿に盛る
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